【2009年8月】

8月22日(土)  与野党ともアヤしい  (^o^) まあまあ
 東京の自宅から静岡駅前のホテルまで、愛車をドライブして行かなければならない事があった。

 どこへ行くのも鉄道おタクのこちとら。
 その日ばかりは局から支給されている往復新幹線グリーン券も、利用できぬ条件だったのである。

 マイカーは昔からアメ車が好きなものだったので、あいにくリッター5キロくらいの燃費の車。
 夜の東名、御殿場から焼津までの上り坂は大型定期便のトラック車列の中に当方一台。
 この中にサンドウィッチ状態が続き、100キロオーバー。
 まるで、「羽アリの交尾状態」で曲がりくねった上り坂の連続が延々つづく。

 ボクを除く他の彼らは、前方や左右など、まず見ていないで運転しているのだろう。
 こちらが意識的に車間を空けるべく、速度をゆるめたとたん、いきなりライト上向きされパッシング。
 いかにもオレたちの車列の秩序を乱すな…との合図か。
 いずれにせよ、この人たちの精神状態は尋常ではない。

 いっそブレーキかけてひっぱたいてやろうか…とフツフツと殺意さえ湧いたまま、どこかのPAにピットイン。

 追い立て地獄から抜けて一息つくと、目の下をひっきりなしに流れるライトの列。
 このドライバーたちは毎日のようにこんなスレスレのプレッシャーのなか、仕事をこなしているのかと思うと本当に気の毒に思えてきた。いや、憐れでならなくなった。

 さいわいそこから先は、マイペースにさせてくれる路幅が現れて無事ホテルにたどり着いた。
 
 翌朝はAMラジオのボードに座っての時事トーク。

 帰路は同じように自宅まで戻ってきたのだが、途中の給油を含めた高速代の経費ときたら、料金はほぼ新幹線のグリーンと変わらない。
 クルマの社会に強いお方ならばちっとも珍しい事ではないだろう。
 だが当方は移動というと、
 @鉄道か空路AにバイクBCがなくて、Dに四輪という順序で交通手段を選んできたボクとしてはちょっとした発見となった。(駐車違反をする事自体が大嫌いなので、そうしたスペースを見付ける事が頭痛なのである)

 どうやら「高速道路屋」の連中としたら、並行して走る新幹線や空路の事も考慮に入れて料金設定するのだろう。
 そこではじき出された金額というのが”自動車で行く場合は「一人一車ではソン」”といった落とし所で通行料金を決めたものと思われる。

 ここでお伺いしたい事がある。
 ボクは世の中の方々が、今度の投票日を前にして、どうしてあの『高速1000円』とか『全面無料』とかいうおかしな甘言に眉ツバをなさらないのか、大変フシギなのである。

 その財源…とやらの揚げ足取りの論議ではない。
 もっとその手前に論及せねばならないのを積み残して、選挙民に甘いフェロモンを流すばかりに躍起となった政治屋たちの尻をボクらは叩かねばならない。

 あれは後ほど「高速道路屋に差額をツケとなって支払わなければならない」のである。
 その補てんを税金で払おうというのに、はたして素直に喜んでよいものか。

 それよりも、先に解決したいのがそのツケとなっている『高速道路通行料』である。
 あの高速料金について『高い』とは毒者の皆さん思いませんか?
 あれは高すぎる。どうしようもないくらいに不当な金額だ。

 「民営化」の際、また昨年夏の道路特定財源追求があった際にわずかな間だが、その妥当性が問われたものの、どうもこの問題については野党がいつの間にかその値下げ論議から逃亡してしまうらしく、その都度立ち消えになる。
 ここには何か怪しい理屈があるようだ。
 その際の国交省大臣冬柴サンの選挙区へ、わざわざ田中康夫さんが刺客で乗り込んだところをみると、追求せねばならない何かが国交省にはあるらしい。
 そこから疑問に思って欲しいのだ。

 仮に普段なら『6800エン徴収される料金が土日のみ1000円で乗り放題』となっているのをそんなに喜んでいられるのか?
 その差額、「5800円X往復分」までボクらの税金から、地震復旧で有名になった【中日本高速道路会社】とかの、おんぶにだっこ的体質の民間企業にいちいち支払うわけだ。

 仮に彼らの企業が上場されていたとしたら、ものすごい増収増益。株価もドカンと急騰するはずだ。
 だってそうだろう、これだけの通行料金を大量購入をしてくれる(日本政府という)大ダンナが、そっくりそのまま丸抱えで通行料の補てんをしてくれるというのである。

 これについてこの道路屋は、株主に利益の分与を迫られることもないし、お化けのような利益が(国庫ではなく)彼らの金庫に収まることになる。
 フツー、ボクでなくたってドッカ〜ンと『団体割引』を申し出るところだ(笑)。
 いや、せめて卸価格でデパート並みに『定価の五掛け』とか申し出たってバチは当たらない。

 賛成反対のつば競り合いが国会でひとまず終わったら、《税金の無駄遣い》を指弾している民主党あたりがなぜ、『てめえら、定価で売ろうなんてコクミンをナメてんじゃねぇぞ』くらいの値下げ交渉も並行して行うべきだったのではないのか。

 こうしたガメツイくらいの下町庶民的なそろばん勘定が、頭に入っていないボンボン的体質の政治屋に任せっ切りっていうのが、ボクにはどうしても気に入らない。

 全国の高速道路だけではない、本州四国架橋にしろ、東京湾横断道路にしろ、そもそも”建設にかかったカネの金利さえ”も、ロクに返済できないなんて、こうした半官半民みたいな連中のはじき出した建設予算が勝手に歩き出したまま落成し、ガラガラのまま未だノーチェックのまま。
 鉄骨もワイヤーも、生コンも、すべからくトン当たり、メートル当たり…すべて気が狂ったほど建築資材の単価が高い。民間ならお話にならない請求書がスンナリ通る、これがまずおかしい。

 そしてまたぞろ、建設終了後のお約束。
 きまって「贈収賄事件が明るみに出る…」というのが、毎度お決まりのパターンとなって久しく、ボクなどすっかりアキアキだ。
 記憶力の甘い皆さん、憶えてますか金融をちょっと見直した10年前のこと。
 全国の銀行やら保険屋らからワイロだノーパンしゃぶしゃぶの接待だと、大蔵省の役人総出でそうした商売上手らから私腹を肥やしてもらっていたではなかったか。
 あれほど身内に甘かった東京地検特捜部も、実に1か月の間に3度も大蔵省へのガサ入れを強行したほどで、そうでもしないと綱紀が粛清できなかったわけだったのである。

 「1か月に3度」など、山口組でも中核派でもなしえなかった回数である(笑)。

 こんな相も変わらない計算尺は生きている。
 論議などどこ吹く風。無批判無風のまま着々と【第二東名高速】などは現在の東名の山側に沿って、しっかり工事が進められているというのに、家族満載で金曜夜ともなると高速の入口あたりでウロウロと、「零時の1000円タイム」の開始を待つ車列。
 各インター周辺のコンビに各店舗はおかげで週末の弁当飲み物の仕入れが、おしなべて2〜4倍とホクホクだそうだ。
 それにしても、日本国民というものはよくよく借金が平気な性分らしい。

 それが民主党の云うように、『いつでも高速が無料…』が始まると、営業トラックが365日そこにドッと加わるわけだ。
 そして『慢性的な渋滞』が高速道路だけでなく、インターチェンジ周辺に常態化する。

 するとどうなるか。
 間違いなくガソリンの消費増となるわけだから売り手市場。
 それを見越して「ガソリン値上げ」。もはや連中も、いつものような談合などするまでもなく、燃料業界は湧きかえることだろう。

 昨夏のガソリン価格大暴騰を忘れてはならない。
 ああしたリッター200円(箱根峠のGSで目撃)ともなった価格に国民が悲鳴を上げている際に、そこから25%=50円ものガソリン税を「一時タナ上げ」もできず、石油メジャーらの思うがまま政府与党は、形として”彼らと手を組んで暴利をむさぼった”無策ぶりは記憶に留めなければならない。

 あの時はその25%で、どれだけつまらない道路を造るのか、わずかに政府与党の腹ワタを開かせて追い詰めたけれども、結局振り上げたこぶしはどこかへ消えた。
 この点民主党でも、同根?と疑われたって仕方がなかろう。

 同じようにアメリカでもこの原油価格の高騰でガソリン値上げが問題となるや、大統領選挙で争っていたヒラリー・クリントン候補は素早く反応した。

 『ガソリン税徴収を即刻凍結すべきだ』
 これにはあの駄目ブッシュも追随せざるを得ず、エネルギー庁長官に協議を命じた。
 こうした”政府”側の強硬姿勢をきっかけに、あの地ではそれほどの被害を呼ぶ前ことなく、値崩れを起こし始めて終息に向かっていったのもついでに憶えておきたい。

 そう、やればできるのである。
 
 云っておくが、アメリカの高速道路はほぼ100%無料、それも「ガソリン税が主体」で運営されているのである。
 その高速道路で車を走らせていると、延伸工事や修理工事などの地点に来ると、きまって工事の内容に加え、『皆様、納税者のおかげにより、XXXドルの予算でこうして作っています』といった定番の看板(約10mx5m大)が掲げられているものだ。

 ハワイ州議会ではある日、その看板を指してこんな論議があった。
 『そんな当たり前のことを、わざわざ看板を金かけて出さなくたっていいだろう。看板は税金の無駄遣いだ』 
 納税者と、それらの運用を任されている公務員の関係とは、本来それくらいにギスギスとシャキッとしていてこそ健全に保たれるのではないだろうか…と、(さすがに否決はされたが)大いにボクは考えさせられた。

 あちらの公共工事はすべからく「公正な入札制」だから、ヨソの同業者が苦笑いする…ような資材価格などもその場で淘汰されるため、日本の公共工事のような理由のない価格などあり得ない。

 これを指してはじめて『リーズン+able』=リーズナブルな価格と呼ぶゆえんである。
 『チープ(安っぽい)』さなど、誰も求めるものではないのだ。
 
 昨夏の日本では、この高騰問題への方策を追求された時の総理大臣福田康夫は、番記者らの囲み取材にこう失笑しながらうそぶいた。
 『ガソリン価格が上がったおかげで、通行量も減ったのでCo2の問題も片付くからいいじゃないですか。フフッ』

 この暴騰のために、走っても走っても利益を上げられず、泣く泣く年配のドライバーの首を切ったり、倒産に追い込まれて排ガス自殺をした下請け運送会社の社長などなど、ガソリンや軽油の価格が跳ね上がったとたんに、こうした悲劇はあきれるほどに噴き出したのに、ボクらは未だ誰にも責任を取らせていない。

 こうなるとただの無策だけではなく、あれは「悪意」さえある石油危機だったのではないのか。
 それでいて守ったのは『道路特定財源』と、25%もの『ガソリン税』の続行である。

 高速道路の「無料化」や、「オール1000円ポッキリ」などは何にもならない。
 ガス抜きにもいいではないか、という意見があるが、「クルマも持てず運転もしない人々」にはずい分と不公平な施策だ。
 今、土日というと目を色を替えているハッピーな人々を眺めていると、アレらは《集団ヒステリック症状》なのではないかと思う。
 彼らはガソリン代の出費増が気にならないらしいし、また外食が好きな性格なのだろう。
 なんだか、いくらビンボーしてもこうした人種とは混じり合いたくないというのがボクの正直なところ。

 大いに楽しむのもいいだろう、だが民主が勝っても、自公の首つながっても、来年3月あたりに必ず出てくるのがこの”ツケの支払い”についての論議だろう。
 『高速道路会社に支払う、国庫からの通行料金の莫大な補助金』についてである。

 走りまくってガソリン使いまくった、上記『ハツカネズミ族』の皆さんは結局あちらサマの共犯みたいなもの。
 そこで一丁前に『税金の無駄遣い』などを口とがらせる資格があるのかどうか。

 願わくば、せめてその時点になってからホエヅラなどかかないで戴きたい。
 みなさんのツケですよ。

 やるせないぜ。

 7月の連休期間に、高速を利用してクルマでボクは仕事で地方に出ていたが、連休最終日と帰京予定が重なり、案の定都内を結ぶ上り線が大渋滞…とのニュースを聴き、ボクは身体が弱いので(笑)急きょ、森の中の安いロッジでの延泊を決定。

 人気のない夕暮れのなか、ヒグラシのカナカナカナ…が、乾いた木の幹と幹に果てしなく響き渡る。
 丸々と太ったタヌキがコソコソと内股ぎみで、億劫そうに夜行の行動開始の様子には思わず頬がゆるむ。

 朝のうちに帰ろうと目覚めると、ツクツクボウシがなぜか6時ちょうど、一斉に鳴きはじめた!のはどうして。
 夜明け前がもっとも香りを強く放ってくれる、暗い藪を白くやぶるようなヤマユリ。

 まるでカサブランカと間違えるほどの上品な甘い芳(かぐわ)しさには驚いた。
 東京の花屋に咲くヤマユリではこうはいかない。
 ウグイスのオスが、こんな時期にもあの啼き声。
 だが、姿は見えない。あれれ、こいつまだメスを探している?だとしたら、その婚カツあせった方がいいかも知んない(笑)。

 ささやかなゼイタクである。 
 他人に迷惑をかけない程度にちょっと高い帰路の高速料金をフンパツし。
 ちょっとした眠気を押し返す…たったそれだけで、こんなに爽やかな気分と引き換えにできる。

 我が家なりの省エネを考えて、『リッター6,5キロ』まで譲歩した国産車(笑)は神経が疲れない。
 カーステレオから、聴きなれたはずのスムースジャズ、今朝はやけにきらびやかにこぼれて流れてくる。

8月16日(日)  引っ越し?の酒井  (^o^) まあまあ
 頬っぺたに斬り傷を負った方たちの世界には『シャブ抜き』という言葉がある。
 あれは大量の汗を流して、体内からシャブのカスを絞り出す作業を指す。

 酒井法子サンが亭主の騒ぎに巻き込まれた際の一報では、『職質されている際に、わざわざそこまで出向いて行って警察官と亭主の間に入り、調停のような役目を買って出ていたものが、亭主の逮捕となると、そこから姿を消した』となったというものだった。

 たしかに彼女の、青学んトコのマンションからいったら現場まで坂を下ってまた登った地点くらいの近所。

 そこから駆け付けるのも不自然じゃあないが、それにしても警官に
『(亭主に)そういう言い方をしたらこの人は傷つくんです』とか
(薬物検査され、クロとなると、)その場にしゃがみこみ、
『この辱しめをどうしてくれるの!』と女房は泣き叫んだという。

 そして第二報の、あの「息子との逃避行」捜索願い騒ぎだった。
 ボクはああした報道ぶりに、かなり心配したクチだったが、『大丈夫かしら』というわが家人の言葉に、
 『ガキをわざわざ連れて心中を計画的にやるヤツなどいないもの』と答えたものだった。

 さらに捜索願いが続報となると、『ドンキで、カップ麺をしこたま買った』。
 さらに
 『大量の着替えとみられる下着も買っている』…とくると、『(あらら…???)』と首をかしげてしまった。

 というのも、亭主逮捕時の身体捜検で押収されたシャブが、なんと「1,5」グラムと報じられて、首の骨が折れるほど『(ほりょりょ…???)』と、首かしげていたからだった。

 一連の報道で、厚労省のマトリ…こと『麻薬取締官事務所』の方々がクローズアップされていたけれど、ガサ入れや逮捕の際に、彼ら捜査官の身体を守っているのが、なにを隠そう『流体力学謹製の「防弾防刃ベスト」』である。他に軽微な他社製品まで用意してあるのだろうが、ウチの品は彼らの装備品の中でも最強だ。
 これを全国の麻取り事務所にお届けしたという縁がある。
 だからあのあたりのチンピラ相手では、ロッカーに格納されたままであろう。

 重火器で武装し、命知らずばかりの相当に手ごわい凶悪な連中への強制捜査に限られる。

 話を戻すがあちらの世界の国民たちは、「1,5g」もの量繁華街など、絶対に持って歩かない。
 歩くとしたらこれからやる事はひとつ。
 『売ること』しかない。

 百歩譲ったとしたら、この量なら『売人から買ったばかり』で湯気が立っている状態とみる。
 道玄坂だったら、中東人のプッシャーから買ったばかりのところを追尾されて挙げられた…、のだったら判るけど、その「売ったほう」も同時に検挙されてニュースになっているだろうし、亭主を職質したのは(パトカーなどの)自動車警ら隊だったそうだから、『買ったばかり説』はまずない。

 あんなに細い路地が各所にあるあの場所では、マークした『マル対』の追尾を、まさか「自ら隊」に頼るなど自殺行為で、まず人間の足のほうをアテにする。

 ともあれ、亭主はプッシャーなのではないのか。
 だからこそ、すぐに取り出しやすいように、(反面、服の外側からポンポンとボディチェックされても判りにくい=)ブリーフの内側にキンチャク袋を提げて、そこにシャブを入れ(用意し)ておいたのではないか。

 もう一度云うが、亭主はジャンキーだとしても「1,5」は5回分(5〜10万円分)に相当する。

 仮に毒者氏がジャンキーだとしたらどうする?
 特にメッチャクチャ職質が多い昨今、使用する分だけ携帯し、残り分はしっかり隠しておくのではないか?

 すでに逮捕後、捜査官らもそうしたセンで取り調べているにちがいないのである。

 そこで現場に駆け付けた「女房」と、「社長」とやらである。
 ボクは『酒井売り子』がガキと行方をくらました際に、こういうギャグを云った。
 『けっこう酒井がボスで、シャブの売買やってたりして…』

 どうもそれが、あながちギャグでは済まなくなってきている。

 カネをおろしてたくさんのカップ麺…そして下着。

 これはつまり、
 どこかで(転々としたにせよ)『シャブ抜きの儀式』をやりますよというキーワードなのである。
 ヤクザの皆さんは、『シャブ抜き』の命を受けるという事は、(組織の看板背負っての)自首とかヤマを踏んでくる際に事前に行う。
 イメージとして「アシを洗う際」にやりそうだけど、実情はちがう。

 そうでないと(出頭後、)警察内で、「私がやりました…」では済まされなくなり、『覚せい剤の反応』が出ようものなら、そのセンでも「背後関係」とか「組の関与」などなど、余計な捜査の幅が増えてしまう事になる。

 聞いた話では、ホテルの部屋を二部屋借りて、『抜かれる者』がベッドに固定されて、部屋をポカポカと温めて徹底的に汗を出す出しまくる。水を補給し苦しくても出す。飲ませては出す。

 かなりの重症者となると、フラッシュバックなる幻覚や禁断症状が襲うたび、大声を出したり暴れ出すのを抑え込むため、ベッドの足に4本の四肢を固定したり、猿ぐつわまでかますのだそうである(あのホラー映画「エクソシスト」のシーン参照)。
 部屋を二部屋抑えたのも、交代で24時間面倒をみなくてはマズイため、片方は”患者”用。もう一つは介助人用の休憩室というわけなのだ。

 また特に「深くシャブ漬け」になっていた者などは、ヘタをするとこの過程でのストレスから、心臓マヒや呼吸困難に襲われたりして死亡するケースも少なくないという。

 死亡させたら、そっちの後始末に困る事さえ覚悟しなければならないという。(余談だが、例の「足立区隣人刺殺事件」のこれまた近所の暴力団事務所で、昨年やりすぎの組員があまりに幻覚症状がひどく手を焼いた若頭から刺殺され、焼却炉で遺体を灰にして処理した事件があったばかり。)

 そのため、下着をひんぱんに替えて、靴下を履かせタオルを首に巻き、出てくる体内の水分を効率よく排出する、そのために大量の下着が『酒井売り子』には必要不可欠だったとみるのが相当なのである。

 普通の女性用下着など、ホテルの洗面所で外部に干すまでもなく、「衛生面だけなら」バスルームに吊るしておけば済むではないか。それだけにそうした量なのであって、普通の逃避行とは質を異にする。
 怖くなって逃げたという供述内容はどこまでも、額面通りに受け取れないわけである。

 もっとも酒井の場合、さすがに「注射器経由」ではなく「シャブいぶし吸い」方式のやり方だから、」肝臓への蓄積物はほとんどなく、ここまで「儀式」も凄惨なモノとはならなかったはずだ。

 彼女は出頭後、警察の調べに対し『テレビなどの報道はみていた』という。
 それだから、『逮捕状が出たから、驚いて出頭しようと思った』というが、誰がそんなシナリオを教え込んだのか笑わせるぜ。

 だったら、なぜ『捜索願がでている』段階では出てこないのか…、連絡さえ伝えてこないのか。
 ただ動転していたのなら説明が付かない。

 まるでしたたかではなかったかのような応答ではないか。
 過激派でもあるまいに、自ら隊の職質、同行要請や身体捜検を求められているのに、
 『それは礼状があるのか、任意ではないのか』とフツー云わねえだろ。
 人権活動家のするように断固拒否し、挙げ句の果てには『子供を預けているから』と、子供をタテにして逃げたのである。(これによって、全国の警察官にはこうした「電話をかけさせたり」「職質対象者」を現場から返したりせぬよう、各署で訓令が出たことだろう。)

 現場から取って返して、その子供を迎えに行くそのアシで、おそらくこのタマはマンション室内にあったシャブ類を(これだけの一人前以上の対応ができるのである)しっかり始末したに違いない。

 一歩深く、うがった見方をすればガサ入れで押収された「0,08g」のシャブとやらは、おそらく大急ぎで始末する際に、”こぼしたホコリ程度の量”と考えると現実的だ。

 それと、「シャブのあぶり」をしたと本人が認めているのに、その際にシャブ粉を載せて、下から炎で焙る(そして不完全燃焼のクスブリを吸う)ための「受け皿として使ったホイル類」などどこからも押収されていないのも不自然だ。
 これならしっかり「薬物反応が出る」アイテムだろうに、これを一切触れていないのはおかしい。
 …なのに、シャブ本体はわずかに遺されていたのである。

 ここに彼女が職質警官をまんまとまき、自宅に戻ってガサ対策を行ってきたと推理できる根拠がある。

 いずれにせよ、本件は所詮素人のお坊ちゃん、お嬢ちゃんのシャブ遊びである。
 
 今は二人とも同じ弁護士なのに、食い違う供述をしているけれども、亭主の方が犯行を早めに認めているため、こちらからの報道のほうが信用度が高い。
 女の方は肝心な部分を秘匿している(らしい)ため、果たして弁護士との交通(=接見)がそうスムースではないと思う。

 これだけどこかの誰かが、裏からこれらデクの棒たちを操っているらしいところを見ると、起訴をされたらおそらくはこの酒井夫婦。
 揃って同じような供述へと足並みを整えてくるに決まっている。
 それがひいてはバックを守り、お互いの罪を圧縮する最良の法廷戦術であり、そのための弁護士なのだ(だがこの弁護士はあまり上等でないようだ)。
 
 子供が何とも気の毒だ。
 しかしボクは思う。

 世論の大勢とは反対に、検察にはいっそこの酒井売り子をして『起訴猶予』あたりで処分(=釈放)してやったほうがいいように思う。

 というのも、そうすれば世の中の流れは一斉にこの狡猾なタマを指弾するだろう。
 いわば人民裁判みたいなものである。

 いかにも、上手の手から水がこぼれないようにしているようなシナリオにはみえるけど、大きな誤解があるように思う。
 水漏ればかり気にするがあまり、その背中を見つめる世の中の目や声を彼女はシカトしまくっている、法はくぐり抜けることは出来てもこれから脱することはできまい。
 二度とこのタマの笑顔に、世間はダマされる事はないだろう。

 世に「麻薬犯罪に被害者はいない」とよく言われる。
 けれども、このタマの場合、あまりに自己中心で手段を選ばないそのあざとさと二面性に、世間は目をむいて驚いた。彼女らはここに気付いていない。
 さらに救い難いのが、酒井売り子という人間が、ここまで息子を犠牲にしてはばからなかった『鬼だった』という”惨劇”だけはとても正視できなかった。

 ボクら一般は『覚せい剤の毒性よりも、この女の本質のほう』が、はるかに悪魔的だったのではないか、そんな目でこの一部始終を眺めている、そんな目がするのはボクだけか。

 いっそここであのミーハー的『裁判員制度』で裁いて欲しかった。

 おそらくはこのタマも数年間の雌伏機関を終えると、さしづめモッツ出版あたりからヘアヌード写真集でも出すのだろうなあ。
 そこでまた、たけしさんが救いの手を差し伸べるのだろうか。

 その前に、これだけの立派な『確信犯』見せ付けたのなら、せめてソレらしく『指の一本でもツメて』息子に詫び入れてこそ…ではないのか。
 それでこそ、スジの通った極道というものではないか(笑)。

 しかしあの清水健太郎よりも懲りないワルがいるかなと思ったら、見事に『酒井売り子』さん一発目からトップに躍り出てくれました、おめでとう。

8月7日(金) / 比較ドットコム【チョーエキ15年】  (^o^) まあまあ
 重いだの軽いは云わない。

 ああした体制で、今後はまるで『物見遊山』のような調子で、死刑や無期刑まで相当するような重要犯罪が裁かれるのかと思うと、暗澹たる気持ちになった。

 それが今回は幸い(?)なことに、第一回目の事件がたまたまボクにも身近な地域で起きたもので、さらにほとんど隣組に『事件の50%』を語れる親友がいたという、偶然に恵まれて、報道やら全国の焦眉を集める公判廷になんら左右されることなく、【真相】らしきものをくみ取る事が出来た。

 おまけにこの《裁判員制度》というものの限界性を、思いっ切りウラから眺めるようなアドヴァンテイジを賜ることが出来た。
 結論らしきものを云うならば、@被告側の弁護士が、今回だけはメッチャクチャだったのか、それともAこの制度自体が圧倒的に検察側には有利で、弁護側に有利だったのか。そのふたつに一つだろう。

 それにしても、ボクは当『・・・日記』でも毒者がよくご存じのとおり、加害者には厳しい意見を声高に叫んできた。《光市母子殺人事件》《博多市職員による酒酔い運転幼児3名”殺人運転”事件》など、ことごとく検察ガンバレといった立ち位置である。

 だけれども、通常の裁判ならまだしも、被告側の弁護士ならともかく、《被害者側弁護士》の参加だけはいかがなものか。どうせ犯人のいい分など存在感ゼロで裁判は進むのだから、実質上「検察vs;弁護側」の比率は【3:1】みたいなものになってしまう事に皆さんはあまりに無頓着だ。
 だって、被害者遺族というスペシャルゲストも加わって、それを補強する弁護士、そして検察というプロデューサーが指揮したら、所詮シロウト裁判官たちは情念に弱い。

 【同情大会】のはじまり、はじまり〜である。
 今回そうした彼らの側が、この制度での法廷戦術を考えるならば、思いっきり《泣き落とし戦術》でエモウショナルにシロウトさんたちにくすぐり、涙腺を刺激してやる作戦が有効…と、ノウハウを得ただろう。

 殺されたMさんが、最初に注意された際、もし穏やかに接していたとすれば…。
 藤井被告がもう少しM家から遠かったとしたら…。

 この悲劇は起こらなかっただろう。

 そういえば、隣人のFさんはこうポツリと漏らしていたのを思い出す。

 『(藤井被告は、)酒でも呑んでいなければ、まさかあのMに「やってやろう」なんて思わなかっただろうなあ。
酒でも入っていなければ、あの大人しい人がMにはタテつかなかっただろうなあ…』

 さて、これまでに「プロ流」の裁判で下されてきた【懲役15年】の象徴的なモノばかりを集めてみた。
 どうか、今回の「足立区隣人殺人事件」の報道された内容と、これらとを読み比べて下さい。

********『懲役15年』の犯罪…とは
鹿嶋市の工員、酒井浩樹さん(当時19歳)が集団で暴行、殺害された事件と、同市の空き地で乳児の遺体が発見された事件で、殺人、死体遺棄などの罪に問われた同市粟生、無職、高久政子被告(30)に対し、水戸地裁は31日、懲役15年(求刑、懲役16年)の実刑判決を言い渡した。鈴嶋晋一裁判長は「激しい苦痛を与える残忍な犯行で、粗暴な考えにもとづく動機に酌量の余地はない」と指弾した。
 判決によると、高久被告は夫勇一被告(36)らと共謀し、06年9月10日から酒井さんら2人を監禁。同12日夜に大洗町の農道で酒井さんをゴルフクラブなどで殴って殺害し、遺体を城里町の山中に埋めた。同年12月、出産したばかりの乳児の遺体を鹿嶋市内の空き地に埋めたとしている。

 高久被告は酒井さんへの暴行に直接加わっておらず、殺意や殺人の共謀の有無が争点だった。判決は殺意と共謀の両方を認め「被害者が殺害されるとわかっており、周囲の見張りなど重要な行為を担っていた」と説明した。毎日09年7・31

********『15年』といえば、あの『セレブ』と同じ
 東京都渋谷区の外資系金融会社社員、三橋祐輔さん=当時(30)=の切断遺体が見つかった事件で、殺人と死体損壊・遺棄の罪に問われた妻の歌織被告(33)に対し、東京地裁(河本雅也裁判長)は28日、懲役15年(求刑・懲役20年)の判決を言い渡した。
 公判では歌織被告の責任能力が最大の争点となった。検察側は「責任能力に問題はない」として懲役20年を求刑したのに対し、弁護側は心神喪失を理由にあくまで無罪を主張。鑑定医が「犯行時は心神喪失」と精神鑑定していた。産経08年4・28

******同じ『15年』でも、これとも同じってか?
 2億円の宝くじに当せんした岩手県一関市の無職吉田寿子さん=当時(42)=が2005年に殺害された事件で、殺人罪に問われた交際相手の元新聞配達員熊谷甚一被告(52)=東京都台東区=に、盛岡地裁(佐々木直人裁判長)は11日、懲役15年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
 検察側は論告で「結婚を期待させるような言動で吉田さんから総額約9千万円を受け取り、金づるとして散々利用した」と非難。「吉田さんの新居購入資金を流用し、警察に通報されるのを恐れた。怒った吉田さんをなだめることに失敗し、殺害を決意した」と計画性を強調した。
 被告は起訴内容を認め、弁護側は「先に吉田さんからロープで首を絞められ、当時の妻の悪口を言われ、かっとなった」と偶発性を強調。「反省している」と寛大な判決を求めた。
 論告によると、熊谷被告は05年5月2日、岩手県陸前高田市の建物の敷地で、吉田さんの首にロープを巻き付けて絞め、窒息死させたとしている。共同通信09年6/11

*****これでも『同じ15年』!なんだよ
 出会い系サイトで知り合った女性=当時(21)=を松山市の山中で殺害したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた愛媛県伊予市米湊、無職河合亮被告(23)に、松山地裁は24日、懲役15年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。
 村越一浩裁判長は判決理由で、「知り合ってわずか1時間半後に殺害しており、短絡的で粗暴な犯行」と述べた。

 弁護側は「金の要求を断ったら、被害者が先に首を絞めてきた」と過剰防衛を主張していたが、村越裁判長は「あまりに不自然」と退けた。
 判決によると、河合被告は1月23日未明、松山市九川の山中に止めた乗用車内で、同市の無職西山良枝さんの首をマフラーで絞めて窒息死させ、遺体を谷に投げ捨てた。共同通信09年7・24

***ここまでやっても『15年』
幼い息子2人を自宅に閉じこめて1か月以上放置し、三男(当時1歳)を死なせたなどとして、殺人、死体遺棄、保護責任者遺棄の罪に問われた北海道苫小牧市、無職山崎愛美(よしみ)被告(21)の判決が17日、札幌地裁室蘭支部であった。
杉浦正樹裁判長は「(2人の)飢餓と苦痛は想像を絶し、卑劣、非情で残酷な犯行と言うほかない」として、懲役15年(求刑・懲役20年)を言い渡した。

 判決によると、山崎被告は、スナックで働きながら長男(当時3歳)と三男青空(そら)ちゃんの2人を育てていたが、男性との交際の邪魔になることや、世話をすることが疎ましくなり、昨年10月30日、2人を自宅に置き去りにして死なせようと決意。施錠して外出したまま12月4日まで戻らず、青空ちゃんを死亡させた。yahooヘッドライン 07年12/17

***一審「懲役12年」だったのが、『15年』
 大阪府寝屋川市立中央小学校で05年2月、教職員3人が殺傷された事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた当時17歳の卒業生の少年(19)の控訴審判決が25日、大阪高裁であった。古川博裁判長は「少年の広汎性発達障害の影響は重視すべきだが、結果の重大性から処罰の必要性が極めて高い」と述べ、懲役12年(求刑無期懲役)とした昨年10月の一審・大阪地裁判決を破棄し、懲役15年を言い渡した。朝日.com 07年10・25

**『満額回答15年』
 千葉県成田市のホテルで1999年11月、兵庫県川西市、無職小林晨一さん(当時66歳)がミイラ化した遺体で見つかった事件で、殺人罪に問われた自己啓発セミナー「ライフスペース」元代表の住所不定、無職高橋弘二被告(63)の判決公判が5日、千葉地裁で開かれ、小池洋吉裁判長は求刑通り、懲役15年の実刑判決を言い渡した。
 起訴状によると、高橋被告は1999年7月2日、脳内出血で兵庫県伊丹市内の病院に入院していた小林さんを、医師の治療を打ち切ると死亡する恐れが高いと知りながら、小林さんの長男(33)(保護責任者遺棄致死罪で有罪確定)と共謀して成田市内のホテルに運び込み、翌3日朝まで医師の治療や、たんの除去などの措置を行わずに放置し、たんによる気道閉そくで窒息死させた。読売02年2/5

**合わせワザで『満額獲得』
女児らに乱暴するなどし児童ポルノを大量に製造・販売したとして、強姦(ごうかん)や児童福祉法違反罪などに問われた大阪府四条畷市の無職遊佐隆被告(42)の判決公判で13日、奈良地裁は懲役8年、罰金600万円(求刑懲役8年、罰金1000万円)を、奈良家裁は求刑通り懲役7年を言い渡した。
 児童福祉法違反は家裁の専属管轄のため、別々に審理していた。確定すれば懲役15年となる。

 地裁の判決理由で奥田哲也裁判長は「児童の健全な育成を妨げる卑劣な犯行。児童ポルノを全国に広く流通させ社会に深刻な影響も与えた」と述べた。

 判決によると、遊佐被告は01年から05年にかけ、共犯の男らとともに、大阪市や名古屋市のホテルで10歳から16歳の女児計15人に対し、強姦やわいせつ行為をして撮影。DVDにしてインターネットで販売するなどした。NikkanSports.com06年1/13

**これで15年
京都府宇治市の学習塾で平成17年12月、小学6年の堀本紗也乃さん=当時(12)=が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われ、2審大阪高裁で懲役15年の判決を受けた元塾アルバイト講師、萩野裕被告(26)について、大阪高検と被告・弁護側は上告期限の7日までに上告せず、2審判決が確定した。

3月24日の2審判決は、懲役18年(求刑無期懲役)とした1審京都地裁判決を破棄、責任能力が限定される心神耗弱を認定し、懲役15年とした。
大阪高検の太田茂次席検事は「適切な上告理由は見いだし難いため、上告を断念した」としている。産経09年4.8

**「女が”男役”を殺した」あの事件も15年
・東京都品川区のマンションで2005年、同性愛関係だった女性を刺殺したとして、
 殺人などの罪に問われた無職前田優香被告(43)の判決公判が22日、東京地裁であり、平出喜一裁判長は懲役15年(求刑懲役18年)を言い渡した。
 前田被告は殺害を認めたが、弁護側は「明確な殺害の意思はなかった」と未必の故意を主張していた。検察側は論告で「鋭利な刃物で胴体を何度も刺している」と指摘、確定的な殺意があったと訴えた。
 警視庁によると、2人は同性愛関係にあり、前田被告は「男性に関する話をしていて(鈴木さんに)嫉妬(しっと)されるなどし、けんかになった。殺すしかないと思った」などと供述している。
 起訴状によると、前田被告は05年3月2日午後、品川区内の鈴木さん方マンション室内で、鈴木さんの首や腹部などを台所にあった包丁で刺すなどし、失血死させた。
 前田被告は同年5月に指名手配されたが、居酒屋などで知り合った4人の男性宅で一緒に暮らすなどして生活していた。yahooニュース07年10/22

****ナサケない男も『15年』
 中国籍の女が夫や「替え玉」の男性計3人を殺害したとされる事件で、大阪地裁は18日、替え玉役1人の殺害にかかわったとして殺人などの罪に問われた無職越田俊昭被告(68)に求刑通り懲役15年の判決を言い渡した。

 長井秀典裁判長は「犯行は周到に準備され、巧妙で冷酷。反省の態度も見られない」と述べた。無罪を主張した被告・弁護側は控訴する方針。
 判決によると、越田被告は、01年に失跡した大阪市の加藤善一郎さん(当時77)の妻、尹麗娜(イン・リナ)被告(53)=加藤さんら3人殺害などの罪で起訴=とともに、加藤さんの替え玉役の近藤晃さん(同69)殺害を共謀。
 02年、重度の糖尿病だった近藤さんを石川県の越田被告の親類宅納屋に放置し、インスリンの投与を受けられなくして死なせた。

 判決は、尹被告が加藤さんの財産を相続するため、加藤さんに仕立てた近藤さんの殺害を計画したとし、越田被告は報酬を期待して加担したと認定した。朝日09年03/18

**こんな『反論』していても1年割引き「懲役14年」
大阪府岸和田市の当時中学3年生だった長男(17)を衰弱死寸前まで虐待したとして、殺人未遂罪に問われた父親のトラック運転手、烏野康信被告(42)の判決公判が3日、大阪地裁堺支部で開かれた。
 烏野被告は、公判では殺意の否認に転じて無罪を主張していたが、細井正弘裁判長は懲役14年(求刑・同15年)を言い渡した。

 起訴状によると、烏野被告は内妻の川口奈津代被告(40)(同罪で分離公判中)と共謀。2002年6月ごろから長男を長時間、正座させたうえ、殴ったりけったりするなど暴行を繰り返し、川口被告は長い時には5、6日に1回しか食事を与えなかった。
 長男はやせ細り、03年7月ごろには、汚物を口にするなど異常な行動をとり始め、その後、自力での歩行や食事もできない寝たきり状態に陥った。

 烏野被告は、放置すれば長男が死ぬことを認識しながらも、長男への嫌悪感や、虐待が発覚する恐れから、治療を受けさせず、回復困難な衰弱や脳委縮などの傷害を負わせた。
 長男は同年11月、死亡したと勘違いした烏野被告らの呼んだ救急車で病院に運ばれ一命を取り留めたが、今も歩行不能で、重度の脳機能障害が残っている。
 烏野被告は、捜査段階で長男への暴行や食事制限を知っていたことを認めたうえで、「長男を見殺しにした」と供述していたが、公判では「虐待と言われるほどの暴行や食事制限を受けていたという認識はない」などと反論していた。

 分離公判中の川口被告側は「犯行当時、精神障害に罹患(りかん)していた可能性が高い」などとして、精神鑑定や心理鑑定を請求している。読売 05年10/3

**あの人のアレ…だって、情状酌量で『14年』
 東京都文京区の若山春奈ちゃん(当時2歳)殺害事件で、殺人と死体遺棄の罪に問われた主婦・山田みつ子被告(37)に対し、東京地裁は5日午前、懲役14年(求刑・懲役18年)の実刑判決を言い渡した。

同被告は公判で、起訴事実を全面的に認めている。同被告は春奈ちゃんの母親(34)との交際に悩み、一昨年11月22日午前11時50分ごろ、同区の護国寺境内の公衆トイレで、春奈ちゃんの首をマフラーで絞殺。手提げバッグに遺体入れ、新幹線で静岡県大井川町の実家に運び、同日午後4時30分ごろ、実家の裏庭に埋めた。asahi.com01年12/05

**「求刑15年」再犯惧れあり…。でも「懲役12年」
昭和58年12月広島県大竹市内で、旧陸軍時代の上官の長男を短銃で撃ち、殺人未遂などの罪に問われた神戸市兵庫区荒田町2の2の16、自動車バッテリー販売業奥崎謙三被告(66)の判決公判が28日広島地裁で開かれた。

 荒木恒平裁判長は「犯行は計画的で悪質。本人は今後、暴力を使わずに思想の普及を図るとしているが、再犯の恐れも否定し難い」と懲役12年(求刑同15年)の実刑を言い渡した。

 判決によると、奥崎被告は第2次大戦中、陸軍独立工兵第三十六連隊に属し、ニューギニア各地を転戦した。終戦の20年9月、連隊の兵士二人が脱走したとして戦地で銃殺されたことで「軍法会議にも掛けず処刑したのは違法」と、当時中隊長(大尉)の広島県大竹市油見1の12の9、無職村本政雄さん(71)を制裁しようと計画。
 58年12月15日、村本さん宅を訪れたが、村本さんは不在で、応対した長男の競艇場警備員和憲さん(39)の左胸を改造銃で撃ち、3ヶ月のけがをさせた。
 公判で奥崎被告は起訴事実を認めた上で「処刑された二人の霊を慰めるには村本さんを殺害することだ。これは神と戦争犠牲者に対する私の義務である」と主張。

 検察側は「現在の社会構造を否定する独特の世界観に基づく犯行で、矯正は困難。社会防衛上長期間隔離するのが望ましい」と懲役15年を求刑していた。
 奥崎被告は44年1月2日、一般参賀でにぎわう皇居で天皇陛下目がけてパチンコ玉4個を撃ち、懲役1年6月の刑に服している。ニューギニア戦で敗走する日本軍の悲惨さを自らの体験を基に書いた「ヤマザキ、天皇を撃て!」などの著書で一貫して天皇の戦争責任を追及していた。京都新聞87年1/28

***これなのに『懲役10年』?
 小田原市内の海岸で2008年12月、元交際相手の横浜市の女性=当時(54)=の首をひもで絞めて窒息死させた後、砂浜に埋めたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた同市国府津、無職永田英蔵被告(71)の判決公判が15日、横浜地裁小田原支部であり、山田和則裁判長は懲役10年を言い渡した。カナロコ09年7/15

***もしかして、『懲役15年』を75万円で買えたかも
 中国・黒竜江省木蘭県の裁判所は、小学6年生の児童に性的暴行をくわえ、妊娠させた元音楽教師(50)に対し、懲役15年の実刑判決を言いわたした。

 児童が腹部の違和感と吐き気をうったえたことから、母親が少女を病院に連れていくと、妊娠3ヵ月であることがわかり、事件は発覚した。当初、娘はなにかの病気だと考えていた母親が仰天して事情を問いただすと、児童は元教師の虐待を話したという。

 調べによると、元教師は少なくとも2回にわたって児童を暴行。「ミーティングがある」という口実で、児童だけを教室に残し、犯行におよんだ。
 事件発覚後、児童の父親が激怒して犯人宅に乗り込むと、この元教師は5万元(約75万円)で示談を持ちかけてきたという。アメーバニュース 08年12・05


8月6日(木)  判決に”ご近所の異議”こんなにあり  (^o^) まあまあ
きょう午後、注目の民間人の意見も盛り込んだ判決というものが出る。

大正デモクラシーの息吹がまだ残る戦前の日本で、米がすでに行っていた陪審制度を参考に、真似をして導入した時分があるけれど、当時の日本は「礼節よりも衣食」の方が足りていない状態。

だから、陪審員に当選したくって多くがよだれを垂らしていたそうだ。
 というのも、支給される日当やら隔離される待遇が、アメリカさんの陪審員さんへの待遇のように大盤振る舞いだったらしいためだった。
 『陪審に選ばれると、豪華で広い旅館の部屋に泊まらせてもらって豪勢な料理。晩酌の酒は3合までと決められているけれど…』と、半分は陪審員はやめられないと云っているようなものだ。
 いきおい、この新しい制度は評判も悪く、廃止まで時間はそう長くかからなかった。

 さて今回の”最初の判例”となった、足立区の隣人殺人事件は、じつにボクにとって偶然”身近な事件”だったため、そうした制度の元引き出される判決に無関心ではいられない。

 うまい事にあの近所に二人、きわめて仲の良いボクの友達がそこで生まれ、そこで育った住民として住んでいる。

 「民間人に判決を委ねる」といった冒険の功罪として、民間人という「我々庶民」レベルでの善悪、量刑判断の基準といったものと、刑法の判例上の重い軽いにギャップがあるようだ。

 ボクら一般は(特に近所うちなどは)噂や風評によって、大方はそうした人物像を根拠にして、右から左へ裁いて流し去っているのではないか…と思っている。

 だったらそうした観点で、それならばと、しっかりボクが今回耳に聞き置いた、あの東京地裁に召喚された証拠よりももっと生々しい、『ご近所のいつわらざる証言』をここに提示して差し上げて、あなたならどうしたセンテンスを下されるのかご自分の無念と相談してもらえたらありがたい。

 報道される内容とはかなりの違和感があるだろう。

 だけど、裁判の基本=善悪の判断なんて、あのご近所で寝起きを共にしてきて犯行の日をむかえた現場周辺の皆さんの声を聴いたとたんにひっくり返ってしまうかもしれない。

 あの地裁にやって来て証言する人々ははたして「全て」を語るのかというと、NOだと断じて思う。
 少なくとも殺された女性の長男が同じ場所に住み続けているかぎり、どうしても『やられた側に有利な』証言は集まりやすいだろうけど、逆、つまり殺した側に有利な証言というものは(近所であれば)これはやりにくかろう。

 というのも、新聞報道された公判廷で出てきた証言など、かなり詳細に再現されているけれど、はっきり言って『死者にムチ打たず』。
 はっきり言って殺された文春子(66)さんの日常的を再現するような証言はほぼゼロだったと思う。

 ごくわずかに、警察の事情聴取に応じて調書にハンコを捺した長男氏が『(わが母は)すぐカッと来るような性格だった』という意味の証言をしているが、それをあらためて公判廷で裁判官から確認されると、一転して長男は自分で語っておきながら『自分の語った内容は記憶にない』と全面否定して、「これはケンカなどではなく、一方的に刺されて殺された」というイメージで統一せんとしているのは自分で判断したことなのか。

 「被害女性の性格」について、公判廷で触れられたのはこれだけで、これでは完全な片手落ちといわざるを得ない。なのに文春子さんのポジティヴな人柄について、生前のエピソードや死を惜しむような声も、検察側証人への質問などのパフフォーマンスによって引き出されてもよさそうなものだというのに、これもゼロ。全くないというのはむしろ注目するに値する現象だろう。

 人間というものは、その人のポジティヴとネガティヴな側面について周囲の者によって語られたっておかしくない。
 今回最大の問題というものは、被害女性の『ポジティヴでない面』について、証言する者を法廷に立たせられなかったという点で決定的にヘンだ。弁護側の大失態である。

 そりゃあ、わざわざ、誰に感謝されるわけでもなく公判廷で、亡くなった者の生前の行状について、証人として「ほめるのは簡単」でも、『「悪く言うため」の証人として出廷』させるは難しい。
 暴力団でもない年老いた被告のほうにだって、同情してくれるムキがあってよさそうなものだが、犯人はム所、遺族の長男は近所…といった”地理的関係”でも、加害者への情状を誘う証言はいかにもしにくい。
 さすがにそうした勇気ある証言を「ご近所うち」が買って出てくれるものなのか。

 この「証人ブッキング作業」をするのは公権力もない弁護士の役目…なのだから、どうしても公平とはいえない気がする。
 あくまで裁判の基本は『加害者(被告)をさばくのが裁判』なのだから、それはそれで仕方がないのだろうが、所詮そんなものではないのか。
 どうも『奥歯にモノが挟まっている』ように読めたら申し訳ない。

 じつはそうなのである。
 さて、ボクの目の前には「『近所』から二人の証人」が出てきている。

 Iは靴製造業の社長55歳。毎月必ず一回は深酒の宴を6〜8人で囲む仲間である。2女の父初孫もできたばかり、犬猫も溺愛し捨て猫の里親勧誘も行っている。I家から事件現場までは約5・600メートルの住民。

 だからそう「ご近所」でもない。だが、殺された文春子さん(以下『M』と略す)についての”名声”は長いこと聴いていた。「大変わがままで傍若無人、Bという口うるさいおばさんがいる」と。それが今回の殺人事件発生に際し犠牲者はBときいて、『さもありなん』と感じた。被告については聞いた事もない。

 「あえて、殺した爺さんは『無罪でもいい』んじゃない」と笑った。
(毒者諸兄、これはあくまで住民Iさんの忌憚のない意見を紹介したまで…)

 もう一人の親友Fさん(イニシャルも仮名)は、金融機関などの特殊な電気設備工事業を営む二女の父。武道有段者で週末には空手教室での指導をボランティアで行う。40歳。
 上下関係には厳格で趣味は草野球とホルモン。考えてみたらボクと同じ草野球チームメイト。野球は初っちょうサボるので証言に信ぴょう性はないかもしれないが(笑)、仕事や約束事には生真面目である。ちなみにIさんもFさんも非喫煙者。

 なんと、B宅から「わずかO軒先」と、子供にボールを投げさせたらガラスが割れるほど近い隣人といって良いほどの、超ご近所。ちなみに弁護士から検察官からも「証人出廷」の要請は受けたことがない。

 雄弁に語りはじめる。

『あのBという母と長男が住む一家を良く思っている人などは一人もいません。子供の頃からBも長男にも顔を合わせたって挨拶などしないどうしようもない人たちです。特に長男など、事件後にどういう訳か急に態度が良くなったんで首傾げています。
彼の証言のブレが問題になっているらしいですけど、何を狙っているんでしょうね。
こんなに狭い路地(幅員3M)だっていうのに、あいつはバイクで帰ってくるのに昔から深夜だってエンジンをバアバアふかしながら帰って来るんです。ワタシなんか横町へ入って来る時にはエンジンキーを切って「惰性で」たどり着くんですけど、あいつはお構いなしですから。』

『あのBが(被告にナイフを突き付けられ。)「やれるもんならやってみろ」と言ったなんて、それはそうでしょうね(笑)。あのババアならやるでしょう。(被告の)藤田さんとは話した事がないけれど、しごくおとなしそうで静かな人でしたから、あのババアなら逆にやられてたって不思議ないですよ。』

『(自身が)小さい時からあのBは怖かったです。とにかく大声でうるさい。毎日朝から晩まで怒鳴りまくってる。ニコニコしおているのなんて見た事がありません。
狭い横町だってのにテメエんちのバイクは堂々と停めて、植木鉢で道狭くしたってヘーキ平気。そのかわりちょっとでもBにとって邪魔となったらもう大騒ぎでしたから。あ、ちょうど『騒音おばさん』って捕まったのがいたでしょう。あんなカンジなんです。あれをみんなにやっている…ト。』

『(彼女は殺されたけれども)ショウジキ、近所の人で同情している人なんていませんね。藤井さんには同情している人は多いと思いますけど。』

『犯行の時は家にいましたけど、(怒鳴る)声とかは聞かなかったですね。そのうち近所の人の声がしてアレ息子の声だったかな。で、救急車のサイレンではじめて「何かあったんだ」と思っていたら、ウチの玄関から先のほうから「立ち入り禁止テ―プ」をどんどん貼られちゃって、何があったんだ…ト。』

『あのBは在日朝鮮人なんです。この辺りは在日の人が多いですけどみんな仲良くやっているんです。いい人ばかりですから。だけどBだけはその在日の人たちからも相手にされないほどで、あの(B家の)一角はずっと昔からポッカリ孤立していた…って、そういうカンジなんです。』

 どうせこうした私的な聴き方だから尋ねなかったものの、世間は社会の安寧を乱す者が嫌いである。
 おそらくIさん同様にこのFさんも「無罪」と言い渡したいだろう。

 だけど警察も検察も彼らの憲法は
『理由はともかく、暴力はいけない』という”憲法”は絶対だ。
 しかしBのケースのような、耐えがたい日常的な「習慣性暴力」を法権力は糾してはくれない。そのため藤田被告のような暴力が生まれ続ける。

 同じ証言でもこうした”忌憚のない証言”といったものを、公判廷で述べられないからといって、果たして全面的に相手にしなくても良いものなのか、今回は深く考え込んでしまった。
 きょう午後に出る予定の『歴史的判決』に、はたしてこのようなごく身近な人々の語る”状況証拠”というか、空気の温度まで盛り込まれたうえで、被告の将来を左右する判決が出されるのかといったら期待薄である。

 ボクはいつでも不公平な事ばかりに目が行ってならない一種のビョーキだ。
 裁判所には昔から、ボクはよく足を運んで観察してきた場所だけど、一般社会でいえばエリートと呼ばれる人々ばかりが中で運営しているものの、私見ながら正直彼らは相当にエキセントリックな部類の人々に入ると、私見ながらボクはそう信じている。

 単純な事件ならともかく、自分が被告なら、複雑な事件でこうした程度の人たちにボクは裁かれたくはない(誰だって「裁かれるのが好き」ってヤツはいないが 笑)。
 だから最近は『裁かれたくないから、法を犯さない』よう心がけているほどだ(笑)。

 ともかく、裁く裁判官の視野が狭いとは云わないまでも『視野が広い』タイプの人々は法曹界の資格を取るのが年々困難となっている。

 その現状を憂えて、もしかすると『視野の広い判断』をボクら民間人に頼らなければならなくなった。そのために今回のこの『裁判員制度』がスタートしたのかもしれない。

 よって、今回の事件について、ボクという(視野の狭い)裁判員の下す意見を申しておきたい
『被告・藤田に懲役6年を言い渡す。』
『(最初は凶器がサバイバルナイフと聞いて、懲役10年も考えたけれど、それが被告の娘が海で貝を獲るために使ってボロボロになっていたものが道具箱にあった…)それをつかんで脅すため、とっさに被害者Bに突き付けただけのもので、殺傷を目的にしたものではない、計画性はなかったと認定できる。』

『それを突き付け威迫しようとした動機も、普段から近隣でも粗暴で知られるBの好戦的な性格から気の弱い被告が、Bから逆に襲われるのを抑止する目的で手にしたものであると思料される。』
『じっさいBはそれを前にしても被告に対し「やれるものならやってみろ」などと大声を上げ顎を突き出して刺突するよう迫り、さらに両手で被告の胸に掴みかかるなどを始めたため、「これでは引っ込みがつかなくなる」とパニックとなった被告はナイフをBの胸部に突き刺したものであり殺害を目的としたもの…というよりも、双方のケンカの中で、刃物が威嚇目的で持ち出され、そのもみ合いの中での殺傷というべきであって、殺人罪の適用にはためらいを禁じえない。』

『むしろ本件犯行においては、被害者の刃物を前にしてなおもの挑発的な態度を鑑みれば、傷害致死罪をもって臨むべき犯行態様ではなかったか。』

『世には「罪つくり」という言葉があるが、仮にBが勝手に被告の敷地内に置いておいたペットボトルを、無断で除去したのを注意した被告の指摘に対し、Bが素直に対応していればどうだったのか。』
『もとより、ナイフを突き付ける行為などは言語道断ではあるものの、激高した被告にBが「やれるものならやってみろ」などの挑発的言動を、仮に行わなかったとしたらこの犯行自体が起き得なかったという蓋然性すらある。
したがって、結果死亡したとはいえBの態度にも犯罪を誘発する一方の責任も問われなければいささか公平に欠ける。』

『女性Mの身体を刃渡り10センチの刃で、幾度も刺すなどの犯行態様は、先の証言IやFの言にも象徴されるように、日常から近隣の者はMの好戦的な性格を恐れる声さえある。それを72歳で体力にも自信のないという被告が、刃物に助けを借りて威迫せんとしても、逆にこれを挑発し暴力的につかみかかるMに恐怖を感じ、反撃を恐れるがあまり、やみくもにナイフを突き立てた「偶発的な犯行」と認定するのもあながち的外れではなかろう。』
『だが、当然にもここには正当防衛などの正当性は認める訳にはいかないが、明確な殺意をもって数か所も刺突した…との検察側の申し立てとは一線を引いてみるのが妥当だろう。』

『被告は高齢でもあり、反省も顕著。遺族に謝罪する言葉もないとはいえ、なにより再犯のおそれもない。よって懲役6年に処す』

 *************2009年8月6日13時55分。その判決が出る前に書き終える********

 これ以降、”判決”後

 だ〜れが”求刑16年”だよ検察のバ〜カ。
 罪を作られてしまう不幸…というものについてもっと考えてほしい。
 被告の弁護士にいいたい。
 「16年の求刑」されるなんて、よっぽどこうしたご近所の同情の声を集めなかったこの人の怠慢なんだろう。
 I・Fさんだったらいつだって『藤田さんのやむにやまれぬ犯行に同情し、減刑を嘆願します』といった署名の呼びかけがあれば一筆加えて、”ご近所の証言”と代えられたことだろう。

 これで藤田被告に重い判決をムザムザ受けさせるような不始末が出たとしたら、被告側弁護士には、『こたつネコ』のような、「デスクから一歩も離れないままの弁護活動」を猛省してもらいたいものである。


8月4日(火)  深くてオモロイ「押尾事件」  (^o^) まあまあ
 押尾学という男が逮捕された。

 ずい分と卑屈な顔をした31歳だ。
 この人物が主演して、顔だけはもっともらしい長塚京三が義理の父親という役をしていたドラマを、マウイ島でたまたま映った日本語テレビ画面がヤケに懐かしいような気がしてチャンネルを固定した。

 それが、100%こうしたテレビドラマなど観ないボクと息子二人が、「これも一興」かと、酔眼でボーッと無言のまま思わず苦笑しつつ60分ものを眺めてしまったのを思い出した。長かったけど。

 なんだか矢田亜希子も出ていたような気がしたが印象にない。というのも、素晴らしくこの男二人がヘタだったからである。

 とくに長塚京三だ、同じ下手ならこの男は罪深い(笑)。
 セリフがバカなのだ(笑)。
 思いっきり棒読み、近年では伊藤美咲、彼女の方がまだ感情がこもっていると思う。昔だったら内藤洋子という高校生女優が『氷点』で演じたセリフ回しがまるで笑えるほどの棒読みで、国語の教科書読みでもさすがに教師から突っ込まれるだろうという放送界の歴史に残るほどの棒読みだった。

 それにしても長塚って、学歴詐称だろ。
 『早稲田大学中退、ソルボンヌ大学卒』なのだが、彼を好んで使ったCFディレクターに聞いた話では『ソルボンヌで演劇を学んだはず』というのだけれども、え〜っソルボンヌほどの大学が…かよ。
 きっとおフランスでセリフというものは、『感情をこめずに字の綴りを並べて口を動かせ』と教えたのざましょ、シェ〜。

 それに長塚サンって役者は、整形ヅラのせいなのだろう(そうじゃなかったら欠陥だが)けど、眉や目尻に『演技上でのシワ』が出せない致命的弱みを抱えているのはさらに役者として悲劇的だ。
 ”まるでアイドルのまま”の60歳がらみだというのに、どうしてドラマに使うなんて冒険するんだろ。
 奥様方って、『美形が出ているとチャンネルを回さない』という紳助さんの奥様の高説を関西テレビのPから聞かされたのをボクは思いだした。

 『そういえば偶然だな。この押尾と矢田って、このマウイへ来ていた時に彼氏のイレズミ背中にサンオイルを平然と塗っていたのをフォーカスされて、めっちゃイメージダウンしちゃったんだよな』と、ボクがドラマ中チャチを入れただけで、二人とも、日本のドラマのあまりの低劣ぶりにビックリして、目を丸く見開いたまま気を失っている様子だった(笑)。

 それにしても押尾も押尾だが、『長塚のおかげで「学芸会レベル」が腹立たしくなかった』という僥倖に救われて、三人は60分後にようやく我に返った次第(呪いが解けたようだった 笑)。

 ともあれ、事件関連情報によれば押尾は「幼少時8年間アメリカで暮らした」というだけの”キャリア”(?)を必ず声高に叫ぶ。そして帰日後中学を終えると『サッカー留学』とやらで、ブラジル、それとドイツのジュニア?チームに『それぞれ6ヶ月間だけ行った』事になっている。

 なんだ、誰でもいけるよ6カ月の”サッカー留学”って。どうせ「お試し期間」だけ…だったら、ボクだって(笑)。
 無理につけるなよ、下らん「ウソのタグ」なんて。

 結局、学クンには何をやらせてもダメだった…という証明が履歴書の時系列そのまま。
 『矢田の亭主、そして父親』としてのソレにしたって、同じこと。

 ボクはいつだったかこのひねくれガキが、
 『オレはLAにいた時に、年中ケンカで飛んで行ってはギャング連中を仕切ってた』というような大言壮語をヌカしていたのを耳にして、笑いが止まらなかったことがある。

 ボクが70年代、16ミリフィルムを回していたバンドはそうしたLAだけでなく、NYでも有色人種の底辺層に絶大な支持層を誇るブラックファンクグループ(「WAR」という)に乞われ、彼らのドキュメントを撮っていたもので、フツーならストレンジャーなど生きては還れない所まで踏み入れてきた。
 驚いた事に彼らと一緒に活動してきたことで、それが大歓迎されてばかりの展開(笑)。
 褐色の肌に白い歯ばかり…が、ボクの心象風景に強く残っているといった得難い経験を重ねてきた。

 このヒネ坊やの年齢から逆算すると、帰国する90年以前の80年代後半のLAのどちら辺かを「10歳とか12歳の学クンが」仕切っていた…という、バカバカしくヘンな数式になってしまう(笑)。
 たしかに算数もできない脳なのだろうけど、たしかにその頃の少年グループで、限度をしらないガキどももゴロゴロいたのはボクも知っている。

 当時…としたら、ギャング連中の最強組といえばコンプトンやらエアポート東側のあたりの黒人連中。LA市内中部の韓国系。ダウンタウンの中国系はまだ移民が少なく少数派で、今とは比較にならぬほど弱小だった。
 それに忘れちゃならないのが、80年代初めから「大人の組織」まで襲っていたりしたのがドジャースタジアムの足もと一帯を占めていたチカノ(メキシコ系)ギャングにつきる。

 できれば、ご自慢の腕っぷしのほどを見物したいので、ここはひとつ学クンには早めにシャバに出てきてもらって、中学生くらいのチカノギャングでいいから、軽くガンつけに行って欲しいのである(笑)。

 元気に言っている事なら、『じゃあやってもらおうじゃねえか』というのがボクの主義なのでごめんなさいね。
 だからボクはこうしていつも控えめな性格だと、ヒト様に知られているのである。

 学クンがどれだけのサイボーグなのかは知らないけれども、日本人のそんなおぼっちゃまクンが飛び込んできたら、大喜びでマグロの解体ショーみたいなものがあの辺の商店や民家の玄関先で始まって、終わればただちにケラケラ笑いながら四散するような”実力”を誇ったものだ。

 そうした米での「ワルの実力」を知っての上での遠吠えなのだろうが、女々しいにもほどがある。

 とはいえ彼ら集団は、近年はだいぶ大人しくなってしまっているらしく、平気でナイフや飛び道具はやたらとは使わなくなったそうだから好都合、いいハンデになると思うなぁ。

 それにしても、何か悪い事を一緒にやるとしたら、こういうテアイとは絶対に組みたくないぞ学クン。

 MDMAの錠剤を前に、『何か知らないが友人がくれた固形物を服んだ』。
 そして、死んでいる全裸死体を前にして、押尾に呼びつけられたマネジャーが入室したら、本人はもう去った後。
 マネジャーが”119番”通報(というのも間抜けだが)して、救急経由で「110番」へ(おそらく「変死」につき、臨場要請)の通報。

 「事件性あり」と判断した警察が、押尾を呼び出したのが翌日。
 そして未だにふるえや顔色の異常がある押尾を、任意で尿採取・検査して、「数日以内に使用した形跡」が出て逮捕。そして2日後にヤサをガサ。

 彼女の死因はこれから数日後に発表になるのだろうが、未確認だけれども「薬物が使用された形跡なし」というのが判らないけれど、押尾はなぜ通報しなかったのか。

 だいいちマネジャーを呼びつけ、自分はその場を去るというところがおかしい。
 たしかにMDMAをやっていたために、それが露呈するのを怖れたという保身は判る。

 だが同じ動揺でも、この際にしてはならない動揺というものがある。
 身を置き換えてみたらいい。
 ここから姿を消してしまったら、麻薬乱用した男…だけでなく、下手すれば『殺人』の嫌疑さえかかるのがこの修羅場ではなかったのか。 

 彼女の死に対し、押尾がまったくの無関係…とは主張できない何かがある、そのためこの場を去って、おそらくは自宅などに舞い戻り、『見付かっては困るもの』をまず先に処分することが最優先だったと考えるのが相当だろう。
 こうした危機管理術は、しっかりとそうした『シマツをするため』の時間稼ぎができたことを物語っている。
(だから2日後の「押尾関連」のガサ入れは遅すぎた)

 犯行現場を去ってどこへ立ち寄ったか、その足取りをトレースして物的証拠を探すのに警察も全力を挙げるだろうが、この男の逮捕後のいい分
『友人にもらった固形物を服んだ。それが何かは判らない違法なモノとは思わなかった』

 おそらくこの言葉は、弁護士または、ワル仲間からの入れ知恵だろう。
 それもこれも、出頭までの間に学クンに『理論武装』を授けてきた末の弁解に違いない。
 こいつは、オウムのように改心しないかぎりこれを繰り返すだけだろう。
 だが、なかなかに『含蓄のある』言葉だといえる。

 あくまで学クンの所有物からこのまま、MDMA等が出なければ、言い逃れにイカニモ効きそうな弁解だからである。
 だがちがう。
 捜査本部の考えはどうかは知らないが、それだったら、この「友人」への逮捕状は充分に取れる嫌疑はここにあるから手配・逮捕したらいい。
 あくまで学クンがこう述べる以上、それなら警察は『押尾学への「傷害」容疑』で友人ドノにワッパをかけられるのである。
 つまり、『ほれ、これを服むと疲れが取れて楽になれっから』とか、あの【眉根にシワ小僧】(笑)に『虚偽の効能を言っておかしなモノを服用』させ『キいちゃった』となったとたん、傷害罪というものは成立してしまうのである。

 警察はそのセンで共犯者を引っ張ってくれば、そうした”傷害罪の汚名”を着せられた以上、そいつもきっとムキになって、警察には協力的にペラペラお話してくれることだろう。

 パクられたら運が悪いとあきらめて、仲間には絶対に触れない事ではないか。
 「仲間を売った」ところで、何のメリットもないのである。
 仲間との行動が仮にスベった結果となって、自分の責任が問われたからといって、なにも他にまで非難を自分から拡大させてゆく必要もなかろうというものだ。
 それはワルの世界だけに限ったことでなく、カタギの世界にだって共通する美徳(?)みたいなものではなかろうか。

 少なくとも『仲間だった』ら、ボクはそうするべきだと思ってきた。
 だからこういう奴とは、ボクは絶対にチームを組みたくないのである、簡単なことだ(ヘンなの)。

 ブラジルもドイツのサッカークラブも、きっと学クンの、こうした「責任なすりつけの転嫁グセ」など幼い頃から見切って、これだけの短期間で両チームとも彼にレッドカードを出したのだろう。

 アメリカでボクは多くの麻薬患者やら、底辺にはいても意識は同じような仲間たちを眺めてきた。
 私見だが、こうした学クンのような「仲間に溶け込もう」というよりも、虚勢をまず先に周囲に張ってみせ、背伸びをしているクセに「逃げるのは真っ先に」…なんて野郎は、どれもこれも『覚せい剤系』に頼るタイプばかりだった。

 捜査が進めばこいつにはMDMAだけでなく、覚せい剤と関わってきた履歴も、今度ばっかりは長く続いた履歴が出てくるのではないかと内心期待している。
 
 もっと深く、麻薬の世界について語れば
 『通常ならば覚せい剤の常用によって、身体の一部が不能化したからこそMDMAを用いることで、その機能を補充させる事ができる』といった効能の側面をも知っておいても良い事件だと思う。

 それにしてもアヤしいぞ長塚…じゃなかった、学クン(笑)。
 あ〜、楽しみだ。 

8月1日(土)  マイコーはえらい  (^o^) まあまあ
 夕方、NHK総合で「キングオブPOP マイケルジャクソンの歩み」みたいな総集編モノをやっていた。

 さっそく録画したのだが、やっぱり全盛期はすごいワ。
 さすがにNHK,《スリラー》も14分あまり。

 特にマーティン・スコセッシ監督を起用した《BAD》は16分だし、いつの日か眺めたかったもの。
 公開直後すぐに放送禁止となったイワクつきのものだっただけに、初対面は仕事をサボって没頭してしまっう出来だった。

 なんとマイケルの劇中黒人幼なじみのワル訳にウェズリー・スナイプスまで配していたのか…。

 それにしてもダンスがうまい!”群舞”やってもどうしたって主役の彼に目が行くけれど、なんってったってマイコーが一番うまいときているんだから、自然と観ている側のこちら側は惹きこまれる仕組みである。

 それにしても改めてすべての曲で、ベースが活きている。
 シンセサイザ処理したストリングスベースが《スリラー》以降、思いっ切り大胆に全体を引っ張っている。
 それをキーボードだけでなく、エレキベースから出たものを処理してみたりと、やはりダンスを中心に曲をクリエイトしてゆく人だけに、基本は太ももの運びにシンクロする「ベースの刻み」であるのはさすがだ。

 昔からボクが大好きなクィンシー・ジョーンズが、ダイアナ・ロスに推薦されて《脱ジャクソン5》を計ったまま立ち往生していたマイコーに受け入れ先のEpic等を紹介してプロデュースしたという証言など、正しくこの人物の生涯を捉えるためには観ておかなくてはならない貴重なフテージだった。

 そして晩年のチャリティの意識に目覚めて、このクィンシーとやったあの《We are the World》。
 この全世界に「第三世界に住む子供たち」への救援を訴えたあの曲はエポックを作ったと思っている。
 それが当然にも、グラミー賞で《Best Performance》に輝いたのはムベなるかな。

 じつは、そのクィンシーが受賞しネームも入った【グラミー賞のトロフィー】を10年以上前、ボクはチャリティの意気にも感じてアメリカで落札している。
 そ・それがウチのどこかにしまっているのだが…見付からないのだ(笑)。

 このかんマイコーが亡くなってこの曲名がクローズアップしてきたのでちょっと探してみたら、あったあった、グラミー賞のトロフィーが。出てきた出てきたトロフォー、でもカーペンターズの《Close To You》のほうが(笑)。
70年のこの大ヒットで、ベスト コンテンポラリー ヴォーカル デュオ部門で獲ったもの。

 これも10年以上前のオークションだったけれど、この頃のアメリカでのオークションといったって、ちょうど今の日本みたいなテイドであった。
 多くはワケ判んないから(ボクのようなカンテイ士などが暗躍しているわけだ)ビダーも少ない時代だし、、こうした長いスパンでみたらとてつもなく価値があるものが入札始まっても二束三文で落札できたのである。

 このマイコーの死に急いだ(オークション騒動の頃から)の顛末について、本当にオークション中止になったり、あんなコンサートツァーはどうせドタキャンになる…など、ボクの分析や予測はビシビシと当たっている。

 その点は月刊誌の「CURIO」という雑誌のコラムでしっかり書いているけれど、部数が少ないので気の毒でここでは書けない。

 それにしても、何ぶんにも原稿の締め切りが【発売日から一か月半前】というハンデはかなりキツい。
 おそらくボクが文学者とか、歴史学者だとかのいわば「世捨て人」だったら、なんも問題ないのだろうが、いかんせん雑誌が【お宝雑誌】である以上は、よその書き手はともかくカネ出して読んでくれた読者に少なくともトクをしてもらいたいから、いきおいギリギリまで市況を待つし息んでそれを先読みをしてしまう。

 マイコーの回などは「連休進行」とやらで、その締め切りはさらに先、発売日2カ月前だったから、同時性なんてハナから捨てておかなくてはならなかった。

 したがって、ボクのように結果論よりも、捨て身で価値を予測してしまうスタイルに月刊誌的書き方などはかなり冒険だけれども、一応はまだ健闘していると思う。(おかげですっかり髪が抜け落ちてしまったほどだ)

 ともかく、このマイコーの特集を眺めていてつくづく「惜しい」と思う。
 亡くなった事ではない。かつてはあれだけやれた人物なのに…惜しいという意味である。

 おそらく、あの死亡は自身で行き場のなくなって覚悟の上での死出の旅だろう。
 死亡の当日、あの雇われ医師免許屋に、ふだんより多めに例の全身麻酔剤を処方してもらった…ただそれだけでの出発だったわけだ。
 それで心臓は音を上げる、合法的な心臓マヒがそこに現出できるという寸法だ。

 だから惜しくもなんともない。
 経済的にも、パフォーマーとしても、こうして死という出口を選ばないかぎり、完全な破たんを味わう憂き目となるか、それとも殺されるか二つに一つであっただろう。

 話は変わって、先日、スケートの真央ちゃんや安藤ミキティやらが生のオーケストラをバックに滑るというステージ(?)を発表していたけれど、アメリカでは心臓病医療へのチャリティイベントとして、【Skate of Heart】という名称で毎年、冬季五輪メダリストの男女スケーターが生の音源をバックに滑ってそれをTV中継し、視聴者からも寄付を募るイベントだ。

 これは単に「音源」といってもそんじょそこらの「音」、それに「スケーター」ではないのである。
 以下のURLが気に入っている今年の1シーン。
 五輪で2個の金メダルに輝いたロシアのイリーナ・スルツスカヤ。「音源」はケニーGである。
 いいなあ〜、ライヴで観てぇぜ。

 http://www.youtube.com/watch?v=jx5CU2qjcY4

 ここにアクセスすれば、この何曲かこのイベントでのパフォーマンスが楽しめます。

下写真:なんとマイコーの「スムースクリミナル」という曲のダンスで、マイコーら踊り手が45度に傾く…のがあるけれど、その仕掛けが図示されたもの。なんとマイコーがUS特許を取得している米特許庁へ提出した(弁理士の作製した図面の)原版だ。
仕掛けは鋲のようなボルトの頭をステージに出しておき、そこへダンサーのカカト部分を「V」字に切って、その上に「V」字の金属板を固定したものを踊りながら、その鋲の頭にはめ込ませてそっと固定し、あ〜らら重力無視の斜め立ちの出来上がりという仕組み。