3月29日(木) 『お前んちは ダムか』!?
(^o^) まあまあ
城山三郎さんが亡くなった。
経済・経営学の方面という作品が多いため、ボクにはあまり氏の書についての縁はなかったけれど、社会的な問題や評論などでは出色の正義感あふれる文章で終始一貫うったえかけてこられ、その気骨のあり方に「物書きとはかくあるべき」と、ずっと陰ながら尊敬申し上げてきた。
あれだけ厳しく、表裏使い分けてズルく生きる輩どもを片っ端から叱り飛ばしてきた氏。
あの「佐高信」さんがかねてより師と仰ぐほどの硬骨漢ということからも、無条件で「今のこの世から無くなっては困るお方」のひとりであった。
それにひきかえ、本来経済雑誌の原稿料などスズメの涙…と、相場が決まっていながら、バカに羽振りの良さそうな「経済評論家」なる悪徳経営者ベッタリの提灯もちばかりが百鬼夜行するなか、城山さんは穏やかさを保ちつつ背筋をいつでもピンとさせて、これぞ紳士の威厳崩さず、事あるごとに財界の悪玉やら大立者を相手に、つねに先頭で指弾してきたこの老経済ジャーナリストはつねにそれらの対極としてあった。
それだけに、世に響き渡る舌鋒の鋭さに、この世には稀な痛快きわまりない響きがあった。
心からその死を悼みたい。
あの小泉政権末期、《「個人情報保護法」法案》提出前夜、小泉さんにこの城山さんがペンクラブなどを代表する形で直談判に行った。
「あなただから云うが、こうしたものは必ず国民の首を絞めることになる思想統制のための法律だ」と、じしんの味わった戦争中のファシズムの横行、治安維持法下の言論暗黒時代に例をひいて、小泉氏に見直しをせまった。
すると
『そんな法律になどするわけは無いじゃないですか。それはありえない』
そう、小泉氏は一笑に付してからまだ3年あまり。
果たしてそれは小泉さんの約束したとおりだっただろうか。
つい最近「行った約束事」を守ったかどうかで、その相手が信用に足りるかどうか…をボクらは判断する。
保育園のガキだって同じである。
「だってユウキくん、昨日ウソついたからや〜〜だよ」子供の世界だってコレモンである。
この法案には新聞・出版・放送と、マスコミがこぞって(形ばかり?)反対し、公明党も賛成に回り「与党多数」でむりやり可決したこの法案(讀賣と産経は賛成?だったような)。
「住基ネット」にしても、漏えいするぜい弱なセキュリティなんだぞ。
そういって実際に長野の当時田中康夫知事が先頭に立ち
『官製コンピューター管理術』なるものの薄っぺら具合、また馬鹿馬鹿しさをそのファイアウォールを破って証明してみせることで実証してみせた、それもまた忘れられている抗議行動だった。
城山さんや田中さんの警告につき、それを単なる杞憂とか、パフォーマンスでしょと切り捨てて進んできてしまったお利口さんたちのツケが、破綻して今日しっかり我々の前に突きつけられているのではないか。
いや、それは「破綻」などではなく、おそらく政府官界の側としたら《まんまと》ここまで逃げ切ったわけなのだろう。はっきり国民の側はそうした秘匿の権利を奪われ、「力のある側からのウィルス」からは無防備となることを許してしまったということだ。
「ついこないだ」の出来事をこうも簡単に忘れないようにしたい。
さてわが毒者のまわりではいかがだろうか。
ボクの最近の悪例をひいてみよう。
息子の通う公立校の父兄後援会で、ボクは広報委員なる役目を背負っている。
先日、息子と仲の良い同級生の母上が急逝なされた。
この法律によって「生徒名簿」なるものは、とっくに全国の保育園から大学まで、すべての学級から取り上げられてしまっている事実などはすでにご案内だろう。
その名簿が本校の場合も、一部の職員が把握するだけで、今回のような場合にも活用されないのである。
そのお母さんは金曜の朝に亡くなり、その日のうちに高校3年のそのご子息は気丈にも学校事務局へ電話で報告を済ませた、週末になって誰も学内にいなくなるのを彼は恐れたからである。
ところがその時点では葬儀の次第が不明だったため、受けた事務員は手のうちようが無く、亡くなった…ああそうですかと、式の日取りなどの「次報が入るのを待つだけだった」という。
それはそれで、無理もない。
そして土曜日曜と打つ手がなく、明けて月曜になっても(春休みに入っており)教師が動くことなく「連絡はなし」のまま。
「遺族からの連絡がない(入れようがない?)」ため、学校関係者不在のまま
その月曜晩、通夜が営まれてしまう。
翌火曜朝、ボクがたまりかねて学校に電話をすると、職員はあせって「初めて能動的に」ジタバタし始めたのだろう。
『すみません、通夜は昨晩終わり、これからの11時から告別式だそうです』事務員は折り返し息せき切って電話してきた。親切心を持っていなくてはならないという法律はないし、親切にしなかったとして処罰される条例もない。
だから「自発的に悲しみの極にある遺族」をして、周囲に《電話をかけまくり式次第などを報じる義務》がどうやらあるようなのである(父親と息子二人の遺族であれば、葬儀屋が気を利かすべきだっただろう)。
通夜を終え、これから告別式といった取り込み中の極にある家庭に電話を入れ、
「お葬式はいつですか」と、電話で尋ねるなんてのもずい分とマヌケきわまる話ではないか。
時計を見たら「10時過ぎ」である。
自発的(?)に訊き出した職員は、こう云っていかにも役人の”らしさ”をみせ、ボクを余計に鼻白ませるのであった。
『行けるようでしたら、マエノさん行ってくれますか。その際香典袋に「XXXX後援会理事長」と名前を入れたものを出しておいてくれますか。立て替えといてください、学校から弔慰金というカタチで出せますからお願いします。後日現金書留でお返ししますから』と、ワイシャツに袖を通しながらの当方の耳にこんなことだけはヌカリはない(苦笑)。
偶然、その斎場とウチとは私鉄で直接つながっていた幸福のため、式には不義理をせずに済んだ。
ところが、肝心の生徒たちが《仲間の一大事》を知らないままだから、ひとりも駆けつけてやれなかったわけなのだ(弟の同級生やPTAらは来ていたのに)。
これは異常な事態ではないのだろうか。
情報を形式だけ覆い隠すのも良いが、それの取り扱いにおける危機管理がなっていない、この体たらくである。
帰途には尿房と、駆け付けたかったであろう息子の無念や、葬列での寂しげな同級生の表情を思い浮かべるたび、二人で深いため息をついていた。
それにしても、いったい学校側の対応は何をしていたというのか。
どうやらこのケースだと、担任教師に連絡をとっても、今の教師にも「生徒名簿」は渡っていないため、事務局は連絡をいれなかったのではないか。入れても「教師の参列」以外、無駄だからである。
ボクの広報委員として、この「…保護法」の最大の弊害は、文化祭で催す「部活動へのカンパ」集めである。そのためのバザーへ協力してくれるよう、ボクら委員は電話で各家庭に直電を入れ要請する。
その際に、学校側から「一クラス分」の生徒の連絡先一覧表が渡される。
それも、レイレイしく「封筒に入った紙切れ一枚」ぽっち、事務局から下賜される(笑)のだけれども、驚いたことにそんなもの、たかがそんなモノを
「(電話かけが)終わったら返却してください」なのである。
これはナンなのだ?真珠湾攻撃の作戦地図か!それともエニグマか?バカバカしい。
この学校にかぎったことではなく、いまや役所はもちろんのこと、会社だの組合だのを相手にしても、事ほどさように「個人情報」は厳重に管理されている。
特徴的な事は、ボクら庶民サイドに対してはその法律は厳格に運用されていて、ガッチリとカギがかけられている。
だけど反対におカミの側からはどうなのかというと、「まったくのザル状態」なのを叱らなくてよいのかということなのである。
新聞報道待つまでもなく、警察のレイプ事件捜査資料から始まって各企業の顧客名簿から、ボクらが垂涎の「生徒名簿」はもちろんのこと、叙勲者名簿、社員一覧、高額納税者、融資先データ、刑務所の受刑者名簿、JAL職員の人別帳(ブスとかバカとか書いてある面白いモノらしい)、多重債務者データ縦覧…とキリがない。
これは何も《WINNY》が悪役なのではなく、個人情報データというものの「電子的管理術」について、「…保護法」以前の問題で幼稚である、これにすぎない。
だからしいて云えば、「…保護法」検討以前に終えておかねばならないのは、「個人情報」をPC内などに「電子的に収納」する、またインターネットが本格化して「ネットをまたいで管理・交換する」といった、PC特有の処理のノウハウを会得しておく事が必須だったのに、それをすっ飛ばして『まずは法制化』してしまった事にあるのだろう(う〜〜んスッキリした)。
だから、こうした個人情報などは法制化以前に比べ、例えば相場が「1件あたり事前=50円」だったものが「事後=100円」になったりのプレミアがついて、かかる名簿屋などがヤミで購入しているのが現状だった。
そうこう書いている間に電話、受話器をとれば
『もしもし「ホームページの作成のご案内」なのですが…』
「どこからこの電話番号をゲットしてきたんですか?」と訊くと正直にも
『ジャプテクXXXX(とかなんとか 筆者)のデータから検索したんですが』という。
両家令嬢の《聖心》だって《学習院》だって、「ない名簿はない」と、そうした電話番号生徒情報を持ち込んでくる裏切り者どももカネ欲しさにさっさと持ち込み、名簿屋のデータは常に最新…なのであるのが良い証拠である。彼ら【個人データ販売業者】は塾・家庭教師の勧誘、墓石屋、ブライダル関連業者、よくぞこんなf連中までがこちとらの情報を持っていやがるのか、連中の『いやに気が利く勧誘』に出会うたび腹が立ってならないのである。。
《個人情報保護法》のおかげ…はまだある。
未だ、松岡利勝農水相などが飲んでいると自称する《なんとか還元水》といったものの正体さえ掴めないし、「経歴詐称」ミエミエの疑惑がありながらシレっと本を売りまくっている「元警視庁警視正 北芝健」名乗った者の素性を、警視庁じしんハラ据えかねて(いて庁内では公然となってはいて)も、いざ「正体」を表だってバラすこともできず地団駄踏んでいる(これも一種のサギ商法なのに)。
だいたい前者松岡など巨悪である。
こいつは熊本出身の「道路族」として、同時に「同和行政タカリ族」のクソ議員連盟の中で、リーダー鈴木宗男失脚(野中氏引退)の名跡カスメ獲り、その盟主として利権確保に暗躍してきた主役である。
なかでも同和行政での役割の真骨頂は「ハンナン輸入牛肉補助金搾取事件」で、食肉商社の同和扶助事業者である国内最大手轄纉畜産(グループ総体売上高3000億円)に利益を誘導する目的で、同社が”抱えてもいない米牛肉の在庫”を「焼却処分したのだから、早く国庫から支出して補償してやれ」と、主犯の同和ボス【浅田阪南社長】の申告した《償却済み処分買い上げ牛肉代金》として、50億円余りの血税をまんまとせしめさせた主犯格の男である(全国規模で92億円だった)。
それを、浅田社長こそ逮捕されたものの、『疑わしい肉は処分しろ』『行政指導にしたがった業者に、おい、ナニをしているんだ早く払ってやれ』、こう時の農林水産省大臣閣下であったこの松岡利勝は火を点ける係りであり、また省幹部を怒鳴りつけこのカネの支払いを急がせたのはこの野郎である。
「詐欺」、および「補助金適正化法違反」で起訴され、昨年一審では懲役7年を言い渡された浅田社長(控訴中)だが、問題なのは2点、
@その50億4000万円が戻る気配がなさそうな事
@こんなクソ野郎が起訴される事もなく、安倍のバカによって再度「農水相」に返り咲いているという事実
またまた、便利きわまる『個人情報保護法』の壁に守られ(渦中の石原慎太郎四男も顔も出せないし)多くの巨悪が、のうのうと悪事を積み重ねて文句を云えない構図なんてどのようにぶっ壊すべきなのだろうか。
あさって『民間だったら土地取得も含めて500億円かかるのに、国有地利用だから安く済む(有田芳生氏に衆議院事務局の回答)』といって、《340億円で建てることが、たった3分の国会承認で決まった》新議員宿舎の入居が始まるけれども、これを無神経に使う事のできる与野党議員の名前だって、「…保護法」によって隠蔽したまま押し通せることだろう。
でなかったら、《警備上の問題で》と警察の都合のように偽装して入居議員の公表を避けたがるであろう。
時節柄、いっそここを「東京の新名所」として、はとバスやらグレイラインやらが停車してクソ議員どもの出入りを見物できるようにしたらいい。
ワイドショウやら、写真誌の諸兄にあたっては、どうか、前入居者の顔写真入り名簿を参院選先がけて作成し、公表をしていただきたいと切に願う。
それにしても、松岡の野郎の事務所、《5年で2880万円の光熱費》?
タカ&トシりゅうよろしく、最後に云わせて貰いたい、野郎の後頭部をパカンと叩きながら……
『お前んちは ダムか』!?
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