【2004年6月】

6月23日(水)  やられたらやり返せ?  (^o^) まあまあ
『少年犯罪』に心痛めているうち、『少女犯罪』となり、それが『児童犯罪』へと「凶悪犯の地盤」が沈下を始めてしまった。

 どうしたら良いんだろう。どうにか突破口はないものか。

 そこへいくと、イズラムのコーラン法典なんて、明確に『やったら、同じ事をやり返されるものだ』と徹底しているから、子供にはやっぱり「ぶったら痛いんだよ」「蹴ったら相手は哀しむんだよ」…と、かくなる上は「痛み」を身体をもって教え込まなければいけないのか。

 ”小規模な大人”にだってそう教え込まねば解り得ない、ある意味仕合わせな周囲に過保護にされているのも「気付かずにきた者」が、後になって請求される破滅的な”累積教訓”が届けられた時に「終り」に気付くのだろう。

 そうした意味では子供らには早くから、”因果応報”的な世の中の「組み立て図」を教えておいた方がずっと、安寧に生涯をまっとうできるような気がする。

 ゆうべTBSの『うたばん』収録に招かれ、久々に石橋貴明さんと収録を終わっても話し込んでしまったが、彼という人はカメラの前とそれ以外とでは物腰のずい分と違う方である。
 電波の外側から眺めた氏の印象と、内側の業界人の持つそれとではこのギャップ、氏にとってトクなのか損なのか。

 ともあれ、朝寝坊をしようとしたら茶の間でかかっているTVのニュースがつぎつぎと、「イガラっぽい」ものばかりで、すっかり目が醒めてしまった。

 今度は「生きた5歳の子供を投げ落とす女の子」か…、一日が重い。

 殺人未遂…もいいが(よかねえよ)、「殺人予備(未必の故意)」で立件できないのか。
 ただ、今日の加害者女の子はしきりと
 『ごめんなさい』を繰り返している…のが救いといえば救い、5歳男児も元気な事も。

 こんな程度の論議などは居酒屋でさんざんオヤジらが語り尽くしているレベルであろうけれど、
今の子供たちの頭脳レベルを正しく評価してやればやるほど=『云えば解ってくれる』と、ボクなどは本来、彼らを素直に尊重しているのである。

 だから、佐世保の女の子にしろこの中国籍の中学2年にしろ『因果応報』がハナっから教わっていないいわば、『知能のエアポケット』その空白部分が、彼女らの犯行に歯止めがかけられぬ機能の欠如となっているのではないかと思ってしまう、『もっとやりようがあったのでは?』と。

 確かに、親や教師への不信はある。
 次男が中学2年の際に体験した若い男性教諭などは、教壇で宣戦布告するかの口調で
 『ボクは給料を貰っているぶんしか、お前らを教える気はない。』

 こう云われ教室内は、言葉の真意に唖然としたそうであり、その教師は全学年でそう宣言しまくって、流布を無事終えた達成感からか、「次の学期」には学内から姿を消したそうだ(笑)。

 「試験範囲」も教えない、登校する生徒を校門で見守るのも『意味がない』と父兄をあざ笑い、自らは去る始末…。

 「人間こんなのばかりではないはず…」と、生徒らにとっては「逆に希望を与える」文字どおりの反面教師となったのはイヤだけど、シニカルな事件であった。

 『どうせ罪にならないから』と思ったのか、『刺したら死ぬとは思わなかった』のか、『ムカついたから』なのか、いずれにせよ「犯罪」をおかした少年少女を『矯正』して、善の道へと導いてやる任務に『法務省の矯正局』があたり、その末端に『鑑別所』や『保護センター』やらがある。

 その職員らにせめて『しっかりヤツを教育してやってくださいよ』と、ボクらは願いを託しているわけである。いわば、全国民の「次の世代にかける希望」をここの職員らは背負って活動している…のではないだろうか。

 「草薙厚子」。
 彼女は現在ルポライターであり、30歳前?と見える派手めな風貌(そんな事はどうでもいい)からは想像がつかないほど彼女の前身が、公務員でありそれも、地味な『東京少年鑑別所法務教官』であるそうだ。

 この人間については先週、テレ朝の「報道ステーション」で初見だった。
 この女はあの『離婚問題を「言論の自由」をかけて闘う出版社』である(嘲笑)文藝春秋社から、神戸児童連続殺傷事件の少年『酒鬼薔薇』こと「A」を彼女の担当のもと、『矯正した2500日』の記録を外部にバラした「暴露本」を出版した、いわば内部告発(笑)者である。

 その制作意図はどこにあるか、別にその「印税全額を恵まれない少年犯罪被害者の霊前に届け…」る計画ではないらしい。
 だから、そんな本は読みたくもないし、書名さえ書く気になれない。

 その女の年齢からいって、少年の入所は「6年半前」。逆算すれば彼女は「新任」か、新任同然。
 以来、Aを見続けていたそうであり、それを外部にバラすべく記録していたのか。

 というのも、肝心の少年Aの出所に合わせて…としか思えぬ、『2004年4月の発行』という「絶妙のタイミング」…というのは、いかにも不純ではないのか?
 一体ナニと、彼女は引き換えにしたくてこんな本を一冊上梓できたのか。

 その発売日の実現には、彼女の鑑別所内部での『矯正指導を行ないながら』、同時に「記録行為(執筆・出版準備・校正など)」…も進めていたのではないのか。「矯正と売名」の同居が可能な人間性のようだ。

 あきれてモノもいえない。
 社会的義憤でもそこに根ざして書いていたのだろうか。

 ここまでお読みになった方も想像をめぐらしてほしい、ボクがプロットを立ててみよう。

 この法務省職員の若い女子職員がある日、法を犯した少年少女らを指導するうち、この女のもとに”格好のメシのタネ”が転がり込んだ。
 それは、「少年Aの担当」となったことである。

 Aと接するうちに、彼女は『しなびた野菜のようだ(草薙)』『赤ん坊を包み込むように育てなおす作戦を(同)』などと、次々とシャバの者にとっては知らないであろう、「超有名人A」の新鮮な情報が目の前に展開している。

 これは『イケる』と判断した草薙は、「文春」に接触(「文春側から担当官へ」の接触などは、重度の秘匿性に守られているため事実上不可能である)。
 編集者側から、ひそかに指導を受け出版計画は動き出す。
 出所後の草薙デビュー、文春側からの恒常的出版プロモーションの確約などが充分にあって、取り引きは成立したとみていい。出版社にありがちなバーター取引だからだ。

 果たせるかな、彼女はAの退院後にTV出演し、「本を片手についでにカオ」も売る。
 なんせ、『酒鬼薔薇』を矯正したプロ中のプロである、ウソくさい犯罪心理学教授など出る幕もない。

 今後彼女の行く道は順風満帆…コメンテイター?リポートもこなす評論家?、とにかくこの先、いくらでも(哀しいかな)『理解不能少年少女猟奇犯罪世界大会』ばっかり、その連続であろうから。
 草薙センセーの出番に事欠く事はない。
 こうなったら、その「印税の行く先」はどうにかして救われる「行き先」にお願いはせめてできないものだろうか、まずボクらが救われないのであるよ、このままでは。

 読みたくはないし、知りたくもない。
 『あとがき』にこう、この草薙”ツラの皮”厚子さんは述べている…抄訳:「( )」は小生

 前略(Aにつき)…これまで行政側が(院内の)情報公開を怠ってきた結果が、国民の不安を招いているといえよう。
…「矯正教育とは一体どんなものなのか?」「Aはどのような経過をたどって、仮退院に至ったのか?」国民がそれを知りたいと思うのは当然で、行政側は事件関係者のプライバシーを尊重しつつ、積極的に情報開示すべきだろう。(事件関係者のプライバシー?悔悟師の牧師まで明らかにしたのはキミじゃん。ではどう「Aのプライバシー」を守りながら開示するというのか…が先決で、少年の保護より「先に開示を見切り発車させる」のだけは許されまい)

 …今後、誰もがAと同じ社会で、同じ地域で生活する可能性があるからだ。Aが仮退院するときには、社会の理解が必ず必要になる。
 …プライバシーの問題を考慮しながらも、きちんと情報公開をし、地域社会と密に連絡を取り、社会全体の理解を求めていかなければ、今までの矯正教育が水泡に帰してしまう危険性も孕んでいる。(地域社会と密に連絡を取りプライバシーを守り理解を得ていかなければならない…ってどうするの?)  

…「法務省矯正局の贖罪教育、矯正教育は成功した」国民がそれを認めるためには、解決しなければならない問題が山積している(お前のような公務員が内部情報を漏らし、私利を得る…という問題なら目の前にある )。

 
 驚いた厚顔ぶりである。

 この「あとがき」自体がそもそも笑わせる、なんという空々しいお題目の羅列なのか。
 これによれば、
 『あなた方世間の人は怖いでしょう恐ろしいでしょう、観たいでしょう。でも私だけが見たのを報告するからね。こんな漏洩は業界でも初めてのことなんだから、大事にしてね。でもね云っておきたいの一応は建て前だから、こちらでせっかく「矯正教育」させて出すんだから、怖がらないで、出す時は出すってご近所の町内会長さんやら民生委員さんに云っておきますからね。
 とにかく何でもいいから”理解”してね、そうすりゃこちとらも文句の云われようがないんだから…ね、ウフッ』といったところなのだろう。

 それにしても、これで良くぞ文句がこないものだし。またこれを「おかしい」と他のメディアが論争を仕掛けてこないものだ。ひょっとして業界のもたれあいなのか。

 幾度も「少年の保護」とはいうが、殺された無垢な土師順君への保護をこの際棚上げにしても、「少年Aの存在自体を見えなくする…」ことが、なによりのプライバシーの保護ではないか?。

 『秘密』とは、『存在じたい』を認めないというのが洋の東西を問わず、ABCの当ったり前ではないのか。
 であるから『FBIの証人保護プログラム』のように、名も土地も代え新しい人生を「リ・スタートさせる」事がもっとも「安全に保護する」という語句に近い。

 皮肉を云ったら「かくれんぼ」している子に、『ここにいますよ』と指をさして、『あたしには見えないなあ。』『それにしてもよく隠れているなあ』と大声を上げる者と、どこがどれだけちがうかと、このツラの皮厚子サンは考えているのだろうか。こんな者を「意地悪っ子」という。

 そのうちヒマが許される方からの「刑事告発」を、彼女は免れないだろう。
 明々白々とした『公務員法違反(守秘義務)』である。

 公務員が、職務上知りえた秘密について多言したり公言してはならない…と規定してあるが、こうして刑務所のしかも特定収容者の個人情報を開示してしまうなど言語道断だ。
 特に、「A」については逮捕直後から、「実名も顔写真」も露出されてしまう事となり、すでにこの情報が流布されることにより「社会復帰」への足かせとなる危険性は十二分に考えられる。

 文藝春秋という出版社はよくよく、個人情報について感覚がマヒしている人種の集まりらしい。
 『個人情報保護法』に躍起となっている自民公明の「特殊工作出版社」…と一部で囁かれるのもムベなるかな、ということか。

 意外な事実だが、法務省という役所。現場(の矯正施設従事)職員にしたら『死刑に反対』論者が大勢を占めているのが常識だ。
 しかし、こんな内部ネタの身内による暴露商売、事もあろうに「少年矯正指導」に関っていた部門からであっただけに、他の職員諸氏らにとっては黙ってはいられない問題だろう。 

 でき得れば、この出版物からせめて『愛情』の一片でも読み取たかったのに、これは残念だった。
 これではせいぜいが、『世紀の珍獣』をあずかった「飼育係による暴露本」にしかすぎない。

 ところでよく解った理屈がある
 『こんな大人が、教師役として”矯正”している以上、少年犯罪が絶えることがない』というしごく当然の道理である。

6月21日(月)  オレは”隠れキリシタン”か!?  (^^)v 最高
 ゆうべはこの『…日記』を書き上げてソク、新宿へ。

 『大人のためのシャレの解る人だけ』のためのイベントがあったのだ。
 笑ったそして驚いた。

 18:30から21:30まで、200人くらいのキャパに詰めかけた客は誰も明るく、二時間以上徹底的に笑い転げた。

 ボクはこんなに思いっきり笑ったのは初めてだった。
 場所(ホール)や出演者らや、演じたギャグなどは絶対にここで書けないのが実に惜しい。

 簡単にいえば、おかげで先週、酔って物干しで居眠りし、夜の冷気を吸い込んで痛めた「気管支炎」がまたひどくなったほどである。というか、治療前より、よっぽどひどくなった(笑)。

 なぜ云えないのかというと、法律が邪魔をするからである(笑)。
 「場所」を云ってしまえば、消防法違反。
 「演者」らのギャグは、いわゆる「表現差別タブー」(これが多彩だった 笑)に著作権法無視(パロディを思いっきりやると抵触する)、同消防法の主犯(笑)、わいせつなど、どっからでもかかってきなさい状態。だからバラせない。

 エスパー伊東という、石田純一と「有栖川識仁」容疑者と仲良しの(笑)、ボクがかなり好きな「B級芸人(=尊敬語)」(ギャグは「ボストンバッグの中に入る」ということ)が客席にいたけれど、すっかり出る幕を失っていたほどだった。まさか、エスパーが負けるとは…。

 うわ〜、これで伝える事なく終わってしまいそうだ。
 あ、そうそう。
 気が付いたのはボクたちが日々メディアに接していて、お笑いやら演芸に触れているのだけれども、実はなんと『完全滅菌された』状態で出されている…という事が痛切に伝わってきた事だ。

 イベントの「主宰者」もアナーキーで知られ、おそらくそこら辺を主張したくて活動しているのか…とクリアに彼らの存在価値が浮かび上がって見えた。

 何かを唄えば『小社のイメージダウンになる』とか、『子供の夢を壊すのか』とか、色々な突っ込みがあって、それらに制約され番組のスポンサーに気を遣い、いろんな思想団体も何か文句を言ってやろうと手ぐすねを引いている昨今だ。

 じっさい、参加した芸人の一人は「この道では」ベテランなんだけど、TVの番組でどうしても出してやりたい…という優れたプロデューサーと出会い、局でようやく出演させてもらったのが、『シロウトお笑いXXX大会』みたいなもので、しかも【ピー音】とモザイクだらけとなったというが、案の定、司会の大物お笑い芸人もスタジオ一同も喰ってしまったそうである。

 それが、それだけのトークやらギャグやらを”修正なし”で、こうして「こんだけほんのチョッピリ表現してみる…」だけの場がこの世にはいつの間にか、メッチャクチャ少ない訳で、こんなんじゃまるで『隠れキリシタン』の秘密集会みたいなのだ。いや、ほんま。

 さらにおかしいのは、「せっかくの打ち上げ呑み会を、XX駅前の居酒屋でやりますので、参加ご希望の方は4000円を持ってきてください」と呼びかける良心には思わずニヤリだ。

 彼らはテレビ(やマスコミ)という絶対的な媒体を使えないのをハナっから放棄しているのであろう。
 それだからこそ、こうして徹底的にお客さんと対等の目線の高さに並ぼう、近付いておこう…と触れあいがどの芸人よりも大事で、またそれがメシの種に直結する事を知っているからなのだろう。ファンにはなにより嬉しい配慮である。

 取りあえず、笑いくたびれて家に戻ったらガックリである。
 寝ていてノドはゼイゼイ鳴ってうるさくて仕方なく眠れないわ、なのに身体はぐったり…ひどい目にあった。

 くっそーまた行くぞ(笑)。 

 写真は関係ないけど昔のHAWAII Lahainaの街。
 Lassenはこの港町を題材に多くの作品をものしているが、こうした現在のように観光地化していないLahainaの、のどかな宵を描いた91年の(彼ものどかな頃?)好作品だ。[AP]との書き込み署名入りだから手に入れた。詳しいムキほどこの作品の入手が困難かご存知だろう。次回もアーティスティックにいっちゃうかんね!

6月20日(日)  植草アゴなし男はここが許せない  (-_-) いまいち
 それにしても、植草とかいうお利口さんは何を考えているのかバカヤロー。

 ボクはアレがスケベでもいい、変態でもチカンでもいい(よかねえよ)。女高生マニアだってナンだっていうんだ。
 ただただ許せないのは、あの日にいくらそれまで『財界人らと』昼食(笑)をしていたからといって、他の日だったら強制わいせつもスカート覗きも自己責任でいいだろう(よくないよくない)。

 こともあろうにあの犯行に及んだ日、あの日こそ植草が、最初のカミさんとの間に作った息子の誕生日だった…という事実が、この一点だけは断じて許せないのである。

 こんな野郎は人間じゃない。
 しかもその先妻だって、アレが最初に逮捕されたチカン初回逮捕であきれ果て離縁されたのを、親権預ってテメエが引き取ったわけなのではないか。

 あのバカはあれだけ明々白々、検察は愚か、裁判官にまでメッチャクチャ心証の悪(くしかなりようがな)いような、変態品の数々まで押収されながら、「それはプライベートな事」なのでシカさせて、別けて貰いたい…とのスタンスだ。

 まったくこの弁護士はいくら貰っているのかは知らないが、本当に不名誉な公判対策(シナリオ)にはちがいない。弁護士さんだってその家族にどのように申し開いているやら。

 過激派弁護だってよく警察検察の誘導を指摘し、捜査の瑕疵を突く。
 植草サンはご存じないのだろうが、今の警察というもの、一般人にとって奥歯が折れるほどにじつは「いざ、逮捕!」踏み切るまでは弱腰なのである。
 弱腰と云って悪かったら、『慎重』にすぎる。

 被疑者をパクって取り調べをし、その身柄をもって検察庁へ行っても、検事が『いったいお前はどっちの味方なんだ』というくらい、『証拠だ』、『第三者的な証人だ』と、担当刑事らを揺さぶるのだそうである。

 だから当然「検挙」するまでには相当に、シッポの確かなものをつかむまでは「放し飼い」というか、「監視の対象」でしかない。

 ただ単に「怪しい…」なんていう程度で身柄を持っていったなんて、”景気のいい”話はこのところトンと聞いた事がない。せいぜい職質をかけるだけで、犯罪の抑止を「とりあえず」はかるだけ
でチョンである、当然そこでは被疑者はその後に赤い舌ペロリで、すたこらサッサ、捜査員の面が幾人か割れてしまうマイナスしかないのである。

 植草バカは当日、昼頃にまず横浜駅で、鉄警隊員に目をつけられたそうで、彼らはそこから監視下に置いたわけである。
 この場合はすでに、あの『ハンカチ・手鏡』作戦を行なっていたのを現任したのだろう。
 この横浜駅、じつはボクも相当に怪しいがじつは『ハデな女子高生』がどういうわけかあふれかえっている場所なのである。

 鉄警隊はバカじゃないし、ヒマでもない。
 その『覗き込み方』とか『スタンスの取り方』で、”この男(植草)をマークすればかならず犯行を重ねる”とみて追跡を開始したのでなければ、わざわざ『横浜・品川間』の長距離を追尾する事はまずあり得ない。

 ただし、これだけ顔が売れているので、しかも相手は有名人『誤認逮捕でもしたら大問題』となるため、無線で道中、警察のデータベースで『ウエクサ』の名前を照会し、『前歴あり』との意外な確証を得て自信を持って降車した品川駅に臨んだのではないか。

 それが一旦駅の外に出て、柱にもたれかかり誰を待つわけでもなく、結局女子高生のスカートにそっと歩み寄って、あのような態様で、『すばやく仕舞い込んだ手鏡』の場所まで特定し、任意で『ズボンの左のポケットから』出したわけである。

 こうした言い訳なんぞ、世間を笑わすために拘置所で考えてきたのだろうか。
 ちなみにこの男は『キャンパスにまでベンツと乗り付ける』と、早稲田の森ではひんしゅくを買っていたほどなのに、この【JR好き】はどうしても解せない。運転手君にはナンと云っていたのだろうか。

 いずれにせよ、自分の息子の誕生日くらい…いくらヘンタイでもヘンタイの道を踏み外してはいないのか(笑)。ヘンタイとして恥ずかしい。

 先週売りの『週刊新潮』誌上で、公判を前にしたこの男が、釈放後に『某家電安売りチェーン社長』らと、向島の料亭で接待を受け、贈り物を手にして外に出てくる瞬間をパシャリと写されていた。
 このチェーン店の社長さんも『イケるクチ』なんだろうなあ(笑)。

 ところで先週の土曜日朝、府中へ向かう途中の新宿駅JR1・2番線の階段で、4・5人の男女がカメラと測量機を手に撮影をしていた。

 モデルは、階下に手提げかばんを持った男(弁護士だろう)が立ち、中段付近の踊り場というちょっと遠いスタンス先に若い女性(法律事務所職員風)が後ろ姿を見せたまま立ち止まっている…という「構図」。

 これを男性の視線の高さから何枚も一眼レフで撮影していたのだが、これが目の前にいるタイトスタートではなく、フレア気味のミニスカートならば「スソがフワンフワン」すれば『ちょっとは(下着が)のぞくかな』という程度なので、ボクは不思議だったのだが、こんなんで誰かが被害を訴え、誰かがパクられたのだろうか

 さすがにこれじゃあ警察はパクリにくいだろう。
 示談金目当てとしか思えない女子高生と、その母親のコンビが幾つもの『チカン摘発例』で勇名を馳せていたが、いくつかの裁判で彼らの狡猾な「示談金要求」のセット解決法を指摘する裁判官によって『無罪』を言い渡されたサラリーマンの例もあった。

 かつてこの『…日記』でも書き留めたけれど、ボクがチカン男を捕まえた時には乗客の誰も手を貸してはくれなかった。
 今後もこんなもんなんだろう。

 あきらめる事なく、是々非々、現任したことなら一般人にも『現行犯逮捕の権利』がある。
 ただこんな女子高生の片棒だけは担がないようにしないと…。
 
 @今日ひさびさに、香山なんとかという女性の心理学者が出ていた。
 しっかし佐世保の少女刺殺犯の心理を語っていたが、果たしてこのセンセイの目配りを目の当たりにしてカウンセリングを受けている…としたら、いったいどちらがセンセイで患者なのかちょっと判りにくいと思うのはボクだけか(笑)。

 同様に小田晋さんといい、『お前にだけは精神病の分析なんかして貰いたくねえよ』って突っ込みたいのもボクだけですか。

 視聴者だけど、はっきり云おう、
 『キミたちは、本音を隠して意見を述べるのはよしなさい』と。(笑)

6月16日(水)  星よ〜ワシャーめちゃめちゃに感動しとるぞィ〜  (^o^) まあまあ
 朝からボクはイレこんでいた。
 
 酔って夜風に涼んでいたら居眠りしてしまい、すっかりノド=気管支を痛めてしまった。
 38度もあるけどそんなの気にしてはいられない。

 ボクの長男と小学校時代、チームメートで息子が点をもぎ取って、須永君が相手を押さえこんだ、そのスナガ君が日本ハムファイターズのドラフト1位となって、入団後ファームで6勝零敗。

 ついに今日一軍の対ロッテ戦で【プロ入り初登板】となる日なので、ボクは生きた心地がしないのだった(笑)。

 村田兆治さんの引退試合登板の朝もそうだった。
 できるだけ、知り合いからは離れて、しかししっかりと見守っていたいと思った。

 息子はレポートがあるから行けないと残念そうだった。

 ロッテ球団の手塚先輩に関係者駐車スペースの手配をお願いし、カクカクシカジカ、今日は敵の先発の応援でプライベートで行かしてもらいますが、『入場券だけはしっかり買います』と付け足したそれは仁義であるからだ。

 近鉄にオリックスの窮状について、ファンは一時休戦、セパのファンは大同団結して球団に何らかの利益を上げてやることを検討してはいかがか、それがせめて武士の情け。

 いずれにせよ『1リーグ制』に向け、反対意見ひしめく『「セリーグオーナー」対「世論」』という対決にまで持っていかないとこの連中はプロ野球界全体の存亡の危機を、【自分らだけの城内平和】にすり替えてしまうだろう。

 夕刻の湾岸を幕張まで、ウチから約40分でマリンスタジアムまでほとんど高速道路で済んでしまう便利さだ(須永君のウチからも同じである)。

 関係者出入り口で、いきなり須永君のお母さんにバッタリ。
 『え、わざわざ?』
 「いやぁ、当然ですよ。今日来なくていつ来ますか」と笑う。

 お母さんがもうコチコチで、ノドが乾いて張り付いているようだった。
 とても一緒に観戦するなどはできない。

 うちの次男が幼稚園のスモック、須永君が半ズボン姿で同じ画面のテレビゲームに興じていたあのはにかみ屋のヒデキ君が…今この目の見える中に、背番号「13」を背負ってマウンドで投球練習を始めている。信じられない。

 こんな瞬間は考えてみたらもう二度とはない。
 ネット裏の僕は座っているだけでも『足が浮いて』勝手にブラブラしているようなのだ。
 こんな精神状態で良くぞ無事に運転してきたものだった。

 1回の裏、プロとなり初めて迎えた打者に、高いミエミエのボールダマを放ったりど真ん中に来たり…ちっともプロ投手の球ではなかった。

 しかも往々にしてこうした状態のボールにはアンパイアは辛いもの。
 甘い球しかストライクをは判定してくれない症候群に陥るものである、柳田さん、要所で投げた右打者への内角のストレートはストライクだぜ。

 だいたい、今日の捕手・實松は左投手のリードが巧いと思っているし、彼の新人時代直接そう声をかけて激励した事さえある、それが晴れのこの日にマスクをかぶってくれるなんて…と邂逅に感謝した。

 だけどその”巧さ”である『勝負どころでの内角ストレート』をアンパイアがことごとく嫌ってしまい、結局、キバを抜かれての抵抗となってしまったわけである。

 1回、先頭打者にいきなり右中間への3塁打、甘い球ばかりのオンパレードである。
 1回終了して5失点。
 続く2回はベンチ内で、ヒルマンさんと投手コーチのアドバイスが効いたか、簡単に2アウト。
 しかし、ベテラン堀にストレートの与四球。
 続くアグバヤニに『プロ入り初の被本塁打』となる2ランを左中間に浴びる。

 ここでもベンチは出てこない。
 変えるつもりなら初回で降板があっていいタイミングで、須永君もチラッチラッとベンチに視線を送っていたが、交代なし。

 3回は別の者を投げさせるだろうと思っていたらなんと『続投』。
 ここはなんなく、零点に押さえて終了。

 『そうか、そうだったのか…』
 ボクは、入団交渉のヤマ場でのヒルマンさんからの言葉をご両親から聞かされていた。

 じつは、巨人からの(外部から=資格外)揺さぶりを受けながらそれでも日本ハムは『巨人ファン』の須永君一家に誠意を尽くしていた。

 意見を訊かれたボクは、受諾期限前夜に3人で話をした。
 『日本の高校生ルーキーはかならずと云って良い確率でつぶされてきました。ですから条件を出すのが適当だと思います。それは「一軍での戦力化」は「4年後」。それまでは無理をかけさせない…これが条件で良いならということです。』

 そうですか…と、ご両親は口を開いた。
 『実は全日空ホテルでの交渉でヒルマンさんがじきじきに正装してみえて、ヒデキには「20歳まで待つから」というんです。前野さんと同じように「アメリカの選手のような仕上げ方」で若い肩に無理をかけちゃいけない…と云ってくれたんです。「じっくり育てましょう」と。』

 それが残念だけどもう”お迎え”が来てしまったわけか…。
 『初先発』の発表があってからボクはずっとムカついていた「約束がちがう」。

 だけどファームとはいえ『土付かずの6連勝』。
 若いとはいえ、ドラフト一位でもてはやされたものとしてのプライドもあろう。

 やっぱり、世論相手には『一軍で投げて勝ってナンボ』なのである、さらにプロ球団とはいえ商売である。1億円以上の経費をこの少年に投資して、回収をはかりたいのはヤマヤマだろう。
 さらに、現在ペナントレースも3位。
 投手陣さえ崩壊寸前の台所事情考えるとファイターズのマネジメントは『1枚でも投手が欲しい』状態で、急浮上も計算に入れられるのである。それはワカる。

 だけど、かなしい(?)こんな理屈で、多くの高校出ルーキーたちが短期で花を散らして球界を去ってきた事もボクらは良く識っている。

 三回7安打7失点、おまけに奪三振7個。
 ヒルマンさんらはボクと同じ現象に気付いていたのだろうか…。
 実は「初回を投げ終えてベンチ内でのアドバイス」が何であったのか。

 二回は見違えるように憎たらしい投球…の須永君らしい(笑)本来の片鱗をみせるようになってきた。ただし堀とベニー…は例外のことであるが。
 ファウルボールがことごとく、つまっていたのをボクは見逃さなかった。

 MAXにしても140キロ未満なのにも関わらず、ロッテの打者たちがベニーも含め、ボールに手許まで喰い込まれているのは、明らかに伸びがある…終速が落ちないボールになってきたことを意味している。

 そして三回になると、さらに図々しさの磨きがかかった。
 とりあえず「振ってこないカウント」、「そうでないカウント」とモード別の投げ別けができるようになったのである…おそらくキャッチャーが見えるようになったのであろう。

 そう、それまで須永君の視界の大半を打者の姿が占めていたと思われる。
 これなら、次回登板のメドが立った…とボクは安堵する事ができた。

 ただ、次回に快刀乱麻などはして欲しくない…けれども、そこそこには好投して欲しい。
 今からアテにされては困るのだ。

 記者団に囲まれて、須永君が大きなショルダーバッグを背負ってロッカーを後にする…。
 ひと声だけでも掛けておきたかったし、できればあの實松君にお礼を言いたかったので、ボクはパスを使って記者団の外輪に居た。

 彼らには言葉すくなに出口を目指す須永君に
 『おい、お疲れさま、(ホントはよくやったね と言いたかった)』と云うと、
 何気なく横目を使ったらボクの姿だったので、須永君はビックリして目を丸くした

 『えっ!来てくれてたんですか、すいません』と、急に子供のようなテレた笑みを浮かべ帽子を取り、人の波に押し出されていった。

 實松君には会えなかったけれど、この奇縁だ、お礼の手紙でも書くとしよう。
 『初登板はアンパイアには泣かされたね。身内のような子がこれからキミのお世話になることになりました。無理させないでうまくリードしてやってください』と。

6月15日(火)  ”ダリ”がこんなことを…  (^o^) まあまあ
 街を歩いていたらシュールな芸術が落ちていた。

 マンホールのフタがずれていて、通行人が良く落っこちる…という(そんなこたねえよ)パターンのシチュエイションに待った…とかけるものだった。

 ただ漫然と、板を載せている…にとどまらず、そこになぜかベンツのフロントグリルをガラリ…と載せて、道行く人の注意を喚起する…というアイディアには脱帽だった(笑)。

 この工事屋さんは、写真上部の『交通量の激しい日光街道』で事故ったかナンカのベンツから落っこった、このプレミア部品を回収し、こうした活用法を考えたのだろうか、大したものである。
 このエンブレムが目に入らぬか…ってなもんで、現代人にとってこの畏れ多い、『三方手裏剣の御紋』であれば、誰あろうとも踏んでしまうような不敬は働くまい…といった深い読みがあるのだろう。

 おそるべし、「下水道の道」ここに極まれりである。
 『今にち的な現代人の弱さ』をえぐり、かっさばいて見せた才能は只者ではない。
 この人はきっと近所では「足立のサルバドール・ダリ」とでも呼ばれている方なのだろう。

 下世話な話だが、これをこうして平和利用にあてるのではなく、ヤフオクにでも出せば、状態も良く『5万』は少なくともつくであろう。中古車屋はもとより板金屋が買っておけば、この箇所を事故ったベンツ持ち込まれた際には磨きをかけ、新品部品としても通用するからその差額は頂戴できるからである。

 それにしても、そんなハシタ金、この下水道屋にとったら『渇しても盗泉の水は飲まず』なんだろうなあ。
 それよりも『通行人の安全』をいう大義にしたがったわけなのだろう、ホントかよ(笑)。

 あ、馬鹿な事を思い出した。
 ボクが日本のある豪華雑誌で仕事をした時、80年初頭だったかと思うが、先述のダリに横尾忠則さんが逢いに行くという大型企画を動かしていたのをすぐ横で眺めていた。

 なんでも横尾さんの「ダリ傾倒」ぶりは(ボクだってそうだけど)有名で、それを周囲に触れ回るうち、この雑誌が創刊企画の一環でその「直接面会」の夢を叶えようということになったわけだ。

 こちらの書き方としては、『ダリも横尾氏を識っていて、それをリガド(スペイン)の自邸に招いた…』という触れ込みで押すシナリオなのだが、相手は名にしおう『世間が嫌い』なダリ様(笑)。
 なぜか、エージェントを経由して面会交渉で『1千万』とのギャラが動いたの動かなかったの…という、いささか不自然な台所事情もあった。

 そして実質上ダリの女房、悪妻(?)ガラが向こうの窓口に就いてOKとの内諾を得て、カメラマンと横尾氏。
 氏もほろ苦い対応の先方事情も知らされてか、必死で大量のお土産を持参してスペインに渡った。
 リガドに着いたものの、ちっとも迎えもなくどこかヘンである。
 何しろ『日本側には希望』は許されない、ダリ側が一方的に気分が向いたら連絡してくる…それまでひたすら待て。というスタンスの強制だ。

 何日か『ダリの心象風景』だとかなんだとか、このリガドの海岸とか自然を横尾さんイレコミでしかめっ面しく考え事したりしてるカットとか、もっともらしい写真をさんざんおさえまくっておいたワケである。
 けっして海水浴なんかやって蒸しエビだとか海パン姿で喰ってニッコニコなんていうカットは使えない(笑)のである。

 次第に帰国の日にちが迫り、困り抜いた挙句、仕方なくダリ豪邸へ直接向かったそうである。
 豪邸はカメラマン氏すでに横尾氏イレコミで外観だけはすでに押さえてある。

 残るは内部と、ダリとガラ横尾氏の一枚あれば恰好がつく、いや、これでも”世界のスクープ”的取材となるヴァリューなのである。

 ダリ側はハナっから会う気などはなかったらしい。別に金を積まれたって莫大な絵の複写出版印税が世界中から振り込まれてくる大富豪なのであるから、屁とも思わなかったのだろう。

 だから始末が悪かった(笑)。
 扉を叩いて、どうやらダリに話を塀の外側から聴いてもらったらしい。
 門の内側から、メッセージが帰ってきた
 『いったい、世界のダリ様が東洋の小さな国の聞いたこともない男に会わなくちゃいけないんだ』…コレモンだったそうである。

 取り付くシマがないとはこの事である。とほほ…とは、正しくはこういった時に使うものである(笑)。

 その雑誌企画がどうなったのか、『もっともらしい写真』がカミ焼きまでが一杯デスクに並べてあったのまでは記憶しているが、製版まで回したんだっけかなあ…。
 あんまり気の毒なんでボクはそこから先は突っ込まなかった。

 ともあれ、70年初頭までの横尾さんだったらボクもダリに対して怒っていただろう。
 だけどボクの捉え方として、横尾さんは当時『SANTANA』の出した『Lotus』でのアルバム装丁・制作が最盛期のピークであって、そこから後年は急速に「フツーの人化」したと思っている。

 ダリに会って触発されたらもしかしてもう一度…という『回春剤』探しの旅だったのかは知らないが、賭けていたのは事実だろう。

 人間も動物も『サカリ』がついた季節というものがあって、そこで主張すること、悩むこと、叫ぶ事、ノドを鳴らす事…いちいちやる事すべてが表現のほとばしりとなって他人を揺り動かしてしまう、そうした日々があるものだ(と思う)。

 芸術家というものはその僅かな期間限定で、勝負を賭けられるかどうか、その上げ潮に人々が素直に乗ってくれるかどうかに「退潮期」となった時の真価もかかってくる(と思う)。

 横尾さんはともかく、ダリだってとっくに終わっているのだから、そもそもあんな”バカな権威”にひれ伏して行った方が愚か極まりないのだし、「俗物」となんら変わりはないのではないのか…と、ボクはこの「雑誌企画ポシャリ事件」をなんだか、とっても憐れな読後感の悪いドラマを見せられたようでイヤだった。

6月12日(土) / トンだ野郎だ!  (^o^) まあまあ
 台風一過とはいえ、今日はスッキリしない空模様だ。

 お得意様のお供で、東京競馬場へ。
 湿ったこの東京競馬場では、ボクはいつも負けている。

 いい馬券を取ったためしがない。
 だいたい、重や不良馬場となるとここの馬場(特にダート)は有力馬が力の通り、つまりカタく収まるので今日は嫌な予感がしていたが最期まで、悪い予感の方だけが的中した(苦笑)。

 ところで新装なったこの新スタンドの、8階特別貴賓室の外ベランダへ外階段を下り出ると(実質7階)これまたずい分と高い。
 足の裏がかゆくなってくるほどで、ヘタに身を乗り出すと障害なく落っこってしまうような構造だ。見やすくしてくれた配慮なのだろうが、ずい分とチャレンジャーなのである(笑)。

 そこで、計算してみるとちょうど27メートルとかそんなものであるのに気がついた。
 月曜の放送でもボクは云ったがこれはちょうど、東京タワーの『股の下』にあるビルの屋上の高さ(25メートル)に匹敵するのである。

 えっらいなあ〜と思った、つくづく感心した。
 『窪塚、よくこの高さから跳んだなあ…』
 ボクはスタンド眼下に見えるファンたちの姿を見ながら、ここから見を翻せる者の狂気を推し量ろうとあれこれ誤魔化し方を考えようとしたがちっとも恐怖が先に立って思い浮かぶものではない。

 かつて『ベタンダの塀の高さたった1メートル』というマンションの17階にしばらく住んでいて、そこにハンモックなどを転落死ギリギリいっぱいの位置に吊るし、いっこうに怖くないほどの高所マニアだが、26メートル前後という中途半端(?)な高さはヘンに「現実味と隣り合わせ」に脈打っていて…コワいものだ。

 しっかし、あの窪塚クンが破ったフェンスが欲しいぞ〜。「不死身の窪塚号」突入す!の痕跡も新たに…。
 笑ったなあ、再び。

 新種のLSDなのかなぁ(笑)。


6月10日(木)  「さとう珠緒」を弁護する(笑)  (^o^) まあまあ
 収録現場の幕張へ、事前に局からタクシーのチケットを送られてあるので、居眠りしたまま1時間あまり。
 某TV局を除いてはどちらもしっかりしている。
 『本来ならば、お迎えの車を差し向けるのですが、タクシーでよろしいですか?』と、たったひと言の言付けにいつも感謝。
 いえいえ、当方には実にもったいないおこころざし。

 だが、ボクが高校生から出入り(じつはそれ以前)していた多くの出版社で、いかに小さな「打ち合わせ(程度)」であろうとも、22時(現在では22時30分が多数)過ぎたら、タクシーで「深夜帰宅」・「宅送」が当たり前。

 ところがテレビ局の場合、さる”ドル箱有名長寿番組”のレギュラーで、御ん年77歳の長老キャスト、自宅からスタジオまでの「往復100キロ弱の距離」を、未だに自動車の送迎がゼロ…という”奇習”(笑)も同居する放送界。
 真夏の暑い日、雪のちらつく日、時には台風がかすめている日にも配慮されなかったという。

 ボクも尊敬する方のお一人だけに、収録のたびの出勤の途中に『もし、仮に何かあったら』そうした”ナゾの現実”につき、黙ってはおかない。ケチなのは勝手だし自由である。しかしこうした年長者への配慮がふさわしいものとは到底思えない。
 いやしくも『公序良俗の規範』を示すべき者(ども)として、他人に教えるのもおこがましい、人間そもそもの存在価値さえ疑われてたって、反論できる余地などどこにもない。

 それにしても車中のAM文化放送『やる気MANマン』で吉田照美さん小俣雅子さんに、ゲストコーナーでおすぎさんが加わり、今日は面白かった。

 『あたし達が70年代の頃、学生たちが絵を描くときにLSDだとか幻覚の出ちゃうクスリをヤって、みんな絵を描いていたのよ。』
 「へぇ〜ホントですか」と、照美さんはちょっとヒキ気味の声ながら(笑)、おすぎさんの突く「深さ」にビックリするところから、始まった。

 『そんなのヤッてるとさぁ「本当に飛べる」んだとか信じ切っているヤツっていたのよ。……で、どうみたって”あの9メートル”って不自然よ〜、おかしいじゃない。』

 『それでね、(窪塚が直前まで取材で行っていた)アメリカから持って帰ってきたんじゃないかしら。あっちの方じゃ、そういう(LSDでも新種の)流行っているものが出回っているって云うじゃない。それヤッていたんじゃないのォ?!』

 ワッカりやすいなあ…おすぎさん、そうかそうだったのか。
 だけど、ズバリの名推理とちがったらたいへんだぞ〜。

 『でも、「尿検査」の結果でその真相は判るはず…』とシメていたのは残念。
 視聴者テキにもお気の毒で、わが『…日記』月曜日分でも詳細述べたように、あくまで尿検査は『任意』。
 仮に小便垂れ流し、それを鑑識サンがパクったとして『結果、クロ』となったって、あくまで捜査上の参考資料になるしかない。
 髪の毛だって、勝手に抜いたものは「証拠能力」はない。
 任意で「提出」してもらわないと、カラスだって「シロはシロ」なのである。
 
 ともあれ、今晩はあの「さとう珠緒」ちゃんと一緒の仕事であった。
 彼女の出身はこの千葉の船橋にある「競馬場の厩舎」の娘さん。
 だからお逢いするのには、かねてから興味があった。
 
 ボクの下唇の傷痕、皮膚の内側に黒い砂が残っているのが見える。
 これはこの船橋競馬場の各馬場の土だ。

 あきれたことにジブンが幼稚園の時代、ウチの所有馬の「引き運動」の際、「乗り運動」にしてもらったのである。当時は現在とはちがって競馬社会への関心も少なく、「金持ちのスポーツ」とはほど遠く、単なる「ヤクザの金儲け」だった時代だった。

 当時は船橋ヘルスセンターという、娯楽温泉施設が隣接し、『遊覧飛行』などまで行なわれていた。
 そのセスナが、のんびり散歩しているボクらの頭上で、風に煽られたのかおかしな爆音を立てたため、馬が暴れてボクはすっ飛ばされ、カオからダート馬場に落下。唇を切ったわけである。

 こんなことは、川崎でも大井でも浦和に高崎と、思えばヤクザな少年時代を送ったもんだ(笑)。
 珠緒ちゃんとも話したが、競馬関係者なら解る話がある…
 『馬にはどんな重賞レースに勝ったって、ニンジンしか上げられない。だけど、足を骨折したらそれだけで殺されちゃう…』

 馬とは本当に憐れなものだ。
 レース中に故障が発生し、馬群から線を引き戻すように一頭だけスピードダウンすると、場内のファンから『バカ野郎〜』。または『ざまあみやがれ』と云わんばかりの失笑に二分される。
 競馬ファンとは冷たいものだ。

 どちらに張ったカネにしろ、「吹っ飛んだ」のか逆に「”ラッキー”」だったのか。
 この瞬間、もっとも競馬ファンである事がこんなに哀しいものか、とその度に思う。

 珠緒ちゃんという人は、今、広い範囲で『女性を中心に嫌われている』。

 ヤレ『男に媚びを売っている』、『ウラ・表があるに違いない』といかにも見てきたかのようである。

 この人の印象にどこもケチはつけられない。
 メイクさんにしろ、スタッフの隅々にも気を配って、好感をもたれている様子。
 今までも、ここまでやったキャスト、ボクの場合は見ていない。

 スタッフらと、ボクは離れて珠緒ちゃんらの後をそっと歩いていた。場所はショッピングセンター。
 写真を『撮らせてください』断わり入れるのは良い方、いまや「ケータイ付きカメラの全盛」で、あちこちからケータイ握った「無言の腕」だけが伸びてくる。

 通常スタッフらはおかげで『お付き』だけではいられなくなった。
 肖像権保持のためもあり『写真撮らないで下さい』と、ガードに忙しくテンテコ舞いだからだ。

 それを珠緒陣営は、気にするでもなく、逆にポーズをとってやるほどだ。
 そこへ『サインいただけますか?』と主婦が手帳、開く
 これは断わるだろうと思ったが、
 『は〜い』とサラサラッ。

 その間、スタッフ(事務所社長も)らはカベを作るでもなく、無関心にすら映った。

 こう書くと、お読みになった方々に『オレももらえるかな…』と教えてしまうようなもので、彼女をより忙しくしてしまう結果をわずかながらも招き、気の毒なのだけれども、今、というタイミングは彼女の人柄について、構えないで観察した様子を報告する方がかけられている”不名誉”のために、役立つのだろうと思う。

 そうこうするうちにいつの間にか、ファンの人波の中心部…となってしまう。
 本当は物騒なこの時代、こんな仕切りではいけない。

 だけど、この珠緒陣営のノー天気さには好感が持てた。とにかくのんびりしている(笑)ピースである。

 離れた場所にいる関係者はボクだけ、別にカンジ悪くたっていいのである。
 ところが気が付けば、「こうしてポーズまでつけて子供と写真を撮ってあげていました…」



6月7日(月)  おぉぉ〜頑張れ不死身の窪塚クン  (^o^) まあまあ
 あの窪塚洋介くんが文字どおり飛び降りたらしい、まったくトンだことをしてくれたもんだ(笑)。
 こうして笑っていられるのも、助かってよかったね…という真心が前提なので喜ばしいことなのだ。

 これであの人も、もう一枚カワがむけて再デビューしてくれることだろう。

 それにしても、ワイドショウは立派である。
 初速…というか、あの9階建て地上26メートルの高さにあるベランダから、着地点「9メートル」という数字はおめでとう、走り幅跳びでは前日に行なわれたアテネ派遣選考大会では、女子の最高が約7メートル弱…に過ぎなかったことを考えると、この記録なら男子で世界最高を狙えるかもしれない…と、よくよく考えてみたら梅雨入りで、あちこちで南風が吹き付けており、参考記録にしかならないがたいしたものである。
 (いや、当時の横須賀現地ではコンマ7mで逆風ともいえない角度でもあり、堂々たる公認記録となった…とマエノ五輪組織委は認定する事にした。後日判明)

 助走路も整備されておらず、スパイクシューズで踏み切った(一説では鯉のぼりの取付金具を外していて、それどころじゃなかったらしいが)わけでもないのに「9メートル出されて」は、そんじょそこらのニッポン陸上、五輪強化選手らはさぞかし、トレーニングにリキが入ることだろう。

 【打倒!窪塚】とかスローガン、便所に貼ってたりしてね(笑)。

 ボクはなんだかこの人物が、【狂気の桜】だとかなんとかを映画の役を演じているうちに、性格が簡単に染まりやすい人種なのではないか…と思った。
 ちょうど暴走族でメチャクチャな論理に明け暮れていたハンパ者が、右翼の金網車に乗らないか…と『パシリ募集、兼構成員急募』みたいなオルグに乗ってしまった途端、アカだの日教組だの、同期の桜だの、急に方向が全部同じ風向きのコトを口走るようになってしまう、あの「右へならえ」…と、どこか軌を一にしていると思える。

 戦争で亡くなった先達を弔う気持ちは左も右も、皆、同じである、粗末に考える者などどこにもいない。
 それを重く見せたり、軽く見せる必要もない。どういった形であれ、強制されるのはまったくの誤りであり、大きなお世話である。
 ただ、どうひっくり返したところで税金がその維持費に充てられたり、エライさんがギャラを払ってもいないのに公式参拝してくれたり、神社経営に駐車場にしたり運営に四苦八苦しなくて良い…など、ひいき目に見ても「靖国神社」だけが恵まれているというのはどこの誰も否定できない。

 これを「不公平」…といい、不平に口尖らせる人々をアカだというのなら、逆にバカと突っ込まれても仕方がないと思う。

 いくら文句を言われたとしたって、”上等”だろう。
 あの昭和16年12月8日真珠湾で散った”靖国の軍神”を重用したらしたでいい。
 彼らを神格化するのであるならば、同じく『ハワイの日本国籍在留邦人』で何も訳がわからず戦争がはじまったことさえちっとも知らされず、流れ弾で亡くなった人々の霊を、いったいどこのどちら様が60年もごぶさたで、母国の日本どちらで「英霊」として祀って下さっているというのだろうか。

 なかには不時着で、現地人らに捕まりそうになった日本海軍パイロット少年を家族一丸で守り、追い詰められた末にご主人とパイロットそろって自決。
 そこまでする…?日本人の神経が理解されず怪しまれた挙句が、遺された家族乳飲み子もろとも潜入スパイにちがいない、と強制収容所へとあの日以来ぶち込まれた現地日本人にとって『真珠湾』こそ忘れてはならぬ日なのである。
 
 それをオレたち”だけ”が国を憂える正道だ、こう祀らないと間違いで非国民だ…と必死の囲い込みを繰り返す偏狭な思想の者たちがやかましすぎる。
 弔う相手に貴賎など、どこにあろうか。
 それと、右翼の皆さんに言いたいのは、どうして役人の汚職や議員の贈収賄にあの大音量スピーカーを向けようとせず、その気になればひとひねり、もはや時代遅れともいえるアカと規定する『ビンボー人』をいじめることには長けているのだろうか。

 社会悪をあばくため、自衛官にしろ警察官や検察官など、男子の本懐をとげるなら自ずと今のニッポン、目指す方向はいくらでもあるはず、本気であれだけの『街宣』活動するバイタリティあるならば、もっとカネのある、力のある者にこそ、その刃を向けて頂きたい。そう思うのは庶民の総意ではなかろうか。

 たとえばバグダッドで亡くなった橋口さんの奥様が、周囲に気を遣って回りにいる誰よりも表情の力を抜き、柔らかさを見せる…という心遣いこそあっぱれ、「あの人は痛みを感じずに幸福に人生まっとうしたの」と、痛ましい帽子の内側を撫でながらの姿には涙なくして正視することなどできようか。

 彼女がニコやかに振る舞うのも、まず自分らよりも先に、一刻も早く周囲の人々をこそ先に解放させてやることを至上命令にしているようにしか見えぬ。こんなこと、いったいどれだけの人にできることなのだろうか。
 「あのような人物に少しでも近付けたら」…と、己が矮小さを切に恥る。

 その窪塚クンがあの若さで、地球全体のエコロジカルな取り組み方を提案したり、ヘンプ(麻)の持つ地球温暖化への抵抗とか、水の大切さ…など、朝早くから、メ一杯の「上水」を垂れ流してひたすら、髪にしみこんだタバコの匂いを消すのに躍起な、汚染された女性軍らに比べたらはるかに立派である。

 事務所もつまらん言い訳なんぞせずに、「おとなしく縛につけぇ〜」、あ・いや別にヘンな事をしてたわけじゃないのね?!

 警察にとって、特に横須賀や横浜あたりのお巡りさんには、そう珍しくない症状の「自傷事件」なのだろう。

 一般に(警察官の世界では)、ああした転落事故で、異常に高い場所から落ちてセーフである…というのは泥酔者とか赤ん坊とか、つまりは『高い場所から自分は落ちているんじゃないよ〜バブバブ〜』みたいに「意識を失っている」であるか、または
 『わ〜い、地面が近付いてきたぁ』みたいな脳の状態(どんなんや)の人間。
 この2種類の人間にかぎって、ショックに身体を硬直させることなく、素直にバウンドする事が可能…であるから、結果=助かる可能性があるらしい。

 わが窪塚クンは、この時『時速14キロで踏み切って(笑)宙に飛び、「モモンガァ〜」なんて(あの子がいつも着ている=デレデレバカデカTシャツが風をはらんだ?)叫びつつ滑空し(笑)、地上の金網フェンスに激突するその直前のトップスピードはじつに「時速62キロ」』らしく、そしてその金網を突き破り、穴をあけてこの「洋介号」は芝生にめり込んだ(笑)わけである、あ〜〜はっはは。

 ともあれ、そうした助走路の窪塚隊員の心理状態に警察は関心があるはずだ。
 仮に洋介号が『ワレ成功せり』と、”飛び降りた”本懐を遂げた…なら間違いなく「原因」を検証する…として、「家族の任意」の上で、ただちに”温和な”ガサ入れとなり、死に赴かせた”原因”を捜しに入るはずなのである。

 また、さらにそうした場合は間違いなく、死体から尿を採り出したり、体液は分析される事だろう。

 しかし、一命を取りとめたおかげでそうした捜査手法は一切できなくなった。
 仮に、彼の体内から尿が出て、そこにおかしな物体などが検出されても、『任意のうえで』採尿したのでなければ(公判で「違法に採取された証拠」となるため)何にも手は出せずに『良かったね』と云いながら、いかな警察官も検察官も、実は歯を喰いしばりつつ窪塚クンを送り出してやらなければならないのである。

 あのベランダ外、『時速14キロの疾走』(笑)はどうしても説明がつきにくい。
 『つけるとしたら…』、まあ疑わしきは罰せず…なわけだ。

 ボクのアメリカでの友達はおよそ、10人ほどが数々のドラッグによるトリップの局面において、
 『自分が許せないほどケガれている…と思えて』胸をナイフで刺して死んだり、
 『こんなケガれたオレなんて生きてる資格がないから撃てよ』とけしかけてホントに引き鉄を引かれたヤツ。 コンドの17階から下に見えるプールに熱い夜だし、飛び込んだら気持ちいいだろうなあ…とホントにベランダから向こうへ行っちゃったヤツ…とか、色々なバラエティある死に方をしていった。

 ボクのキャリア(?)からいったらこんな事件、ほんのちっぽけなお騒ぎごとにすぎない。
 そんなバカは腐るほど居たし、そんな甘えんぼも珍しくもなんともない。

 70年代のアメリカはホントに「何でもアリ」の時代だった。
 アメリカのほとんどの州で、バイクのヘルメット着用が義務付けられていないように、
 『乗るのは自由だし、ヘルかぶらないのも自由。だけど死んだらテメエ自身で責任を持て』という常識(というか合衆国憲法?)だった。
 だからおカミが『ヘルメットかぶらないと死ぬからダメ』だとはいわないのである。

 だけど、自殺していった「ドラッグ弱者ども」に共通していたのは一様にナイーブで、先述のように影響を受け染まりやすく、またヘンにフェアで(だからこそ?)自虐的な面がある。
 また、ボクはこいつらに閉口していたのは、こいつら一様に『何かをきっかけに躁鬱状態』になりやすい連中だったことだ。

 窪塚クンについては『ざまあみやがれ』とか『自業自得』だのいう声がある。

 だけどこれで彼が本当の、心配をそれでもしてくれたごく僅かでもいい、マジで優しくしてくれた人々を再認識できて(”生前”よりも)より広いキャパシティの心を獲得できる…天国が待っていると思う。

 それを獲得できるかどうか、窪塚クンの事件後の総括にかかっているまさしく、『2つに一つ』。
 「天国」をつかんだならセカンドチャンス、バラ色の人生が待っているだろう。
 これが自殺未遂のよさである、一度やったらやめられない(ウソウソ 笑)。

 あ、それから誤解されたら迷惑だから言っておくが、その「復帰」には芸能界への復帰…なんて別に含んでいないから忘れないで欲しい。
 彼が舞台やスクリーンに立っている、ということなどそれほど大きな価値があるとは思えない。
 それなら奥さんや赤ちゃんにとって、よりよい父になる方がよっぽど価値があると思う。

 考えてみたら、いしだ壱成(こんな字だったかな)なんて明日はわが身だったんだろうなあ…。

 でも、この現在置かれた境遇を窪塚が『暗く捉える』ならば、
 次回の”助走路”を駆ける時、確実にサードチャンスを彼は消し去ってから、100%の死へとスタートを切ることだろう。

6月4日(金)  罪作りはCG?なのか甘え?なのか  (^o^) まあまあ
 先日の『東京地裁HP』の判決集や傍聴のお誘いがウケてほめられた。
 ンだったら、とひそかに腹が減った時に『ダイエットしている自分』を戒めるため、自虐的に以下のお気に入りサイトにアクセスしている。教えたくなかったけど(笑)。
 これで堪えられたらあなたは絶対に痩せられる…と思う。
 http://www.eva.hi-ho.ne.jp/su-ta-/indexste.html

 しかし、東京三菱銀行のCFについて
 『どうして徹頭徹尾、”二人ひとからげ”の配役なのに、竹中直人に桃井かおりのコンビって不自然を押してまで絶対に共演しないのか?』と書いたけれど、

 どうやら『桃井かおりが自分の「格のほうが上」として並列を拒んでいるらしい』との専門家業界人の話だった。
 さすがに周囲が見かねて、先だってOAしていた
 『最高の女優を目指した桃井かおりが…どうのこうの』みたいなセリフを、同CFアニメ篇で桃井の役(おツタ、とかいうような戦国時代の良妻役)が登場する場面を、ご丁寧に竹中の声で、こうした歯が浮くようなヨイショまでナレーションかぶせ恭順の姿勢示しているなんて一体何ごとだろう。

 それが決して視聴者にではなく、桃井個人に宛てた配慮(ヨイショ)としか聴こえないではないか。

 こうした一連の異常さは、先の業界氏の説明をどこか裏付けているのでボクはそのCF放映開始以来、本気にした。
 最近では、ずっと「出陣じゃ」なんてやっていた「二人並びカット」などが画像でごまかし切れないと諦めたのだろう、「二人が重なるカット」をアニメでごまかして、未だにこの”陣営”がそれでもこの2ショットにこだわり続ける「深ナサケ」ぶりが憐れでならない、いや見苦しい。

 それにしても、この二人にナニがあったんだろうか、(才能は認めるが、あのカップリングとは)それほどのモンなのか?。
 また、そもそもそこまで仲が悪いということを、なぜお膳立てをした代理店はキャスティング前に把握しなかったんだろうか。かなりカッコ悪いし「大人ゲない」ことだとボクは思うんだが。

 当方は、テレビをリアルタイムに観ることはなくVTRにとっておくのだが、再生するうち、昨今のCGとかCG合成があまりにも多く、また安易なのに気付く。

 たとえば藤原紀香が出てくる、マンション屋のCFだ。
 あのCFで訴えたい事というと、『「レオ…」とかいう会社の社長か会長は、紀香さんのファンであるということだけしか判らない』CFという事しか伝わってこない。

 コンセプトは『若い者がマンションを借りた。すると、ビックリしたのはその部屋に紀香さんがついてくるので、ワカイシュがあたふたしたり、ヤニ下がる…』という設定で、しまいに『藤原紀香はついてきません』と但し書きみたいなナレーションをかぶせる…といったバカバカしいもの。

 おそらく「作家ではない者」が考えた…というか、「押し切った」であろうこのストーリーで、突然なぜ紀香さんなのか、なんにも伝わってこない。

 こんなのギャラ払う側でなかったら、到底、彼女が登場する必然性が理解できない。
 だいたい、どうしたプレゼンをしたのだか、できたのかミステリーという他はない。

 この「異常さ」を透視して見えてくるものというと、”制作費と広告費をスキに扱える御仁”が、少なくとも紀香さんのタニマチであることが、まず容易に想像できてしまう。

 その前にもう一人いたはずのキャラは、ウチの近所の住民の間では、「ブランド狂い」で知られる(水泳の)北島康介だったが、やっぱり「スポンサーも男なのだ」ろう(笑)、最近では紀香さん一本槍となったようだ。

 ちなみに『肉の北島商店』で、最近になって突然『(自称)名物』と、ノボリまで立つに至ったバカ売れ状態[北島メンチカツ]なるものは、まず近所のものがビックリした。
 『アレ、”おいしかった”の?』とは最近の近隣住民の代表的会話である。

 味に付いて悪口などは云ってはならない(笑)、人によりテイストがちがうのだから。
 強いて云えば「脂質がたっぷり」が大好きで、またそれを美味い…と思える味覚の方に”だけ”は必ずご賞味戴きたい、お薦めのブツである…(近所ウチの共通意見より)。

 話が横にそれたけれど、そのCFで紀香さんは登場人物が幾人出てきても2人とか、3人、ヘタするとたった一人で撮影され、つまり『別撮り』され、なんだか解らないが今度はその同じ場所に別のモデルさんらを配置して撮影し、これらの映像をコンピュータ合成しているのである。

 だからボクなんかは、その”両者”の視線それぞれのズレとか、いかにもそこに紀香さんがいるように振舞うモデルさんらの演技と、結構難しい演技をさせられているのをデジタルビデオコーダを眺めているボクら視聴者ならば、しっかりと光線の影などでもその「不自然さ」は観てとれるだろう。

 あまりにCGが安易に使われてしばらくなるのだけれども、それは非常に雑…となっていると最近、とみにボクは思う。

 『ミッションポッシブル2(MI2)』という「映画で使われた」と銘打たれた)プロップ(小道具)の「ベレッタ92FS」(という拳銃2丁)が3月売りに出された。
 ホンモノなら合計で50万といったところだ。

 気に入った決め手のひとつは『(映画の)武器コーディネータの「真正証明書(LOAと略)」が付属する』との付帯条件は魅力だった。
 ボクもこのロットならイケると思って「途中まで」手を挙げて、値段を吊り上げたが意外に過熱しすぎて約70万円で落札される。

 この「ハリウッドもの」の取り引きの場は、少なくとも業者や蒐集家の古株が集まった信頼のおける場で、それは公然と取り引きされていった。

 ところがひょんなことから、ボクは別のロットについてケチをつけるうち、「ある発見」をしてしまう。

 別のロットにつき、「用意された『LOA』では証明が甘い」から、ボクの「指定する文面での『LOA』が欲しい」と、主催者に連絡しサンプルとして、たまたま先方がFAXで送ってきたものがその92FSの『LOA』で、そいつを拝見し、唖然とした。

 こんなシロモノが横行しているのか…。
 LOAは案の定、『映画に使われたことを証明する』ということが「主語・述語」であって、「どのシーン」とか「誰が」はなく、これだけでは特定が甘い。

 ボクはこうした銃のプロップというもの、かかるアクション大作の場合、【ガン殺陣づくり】に「ドライのリハーサル」、と「リハーサル」。…そうして「本番」と、『実使用された銃』はそうした幾つもの局面で『使用』されるものだし、スペアも多く”バックアップ用”も作られる。
 云うまでもなく、『実使用されたプロップ』でも最高の価格で評価すべきは『本番のクライマックス』で使われた個体であるわけだ。

 だからこうした『ゴム製のプロップガン』の決め手は『本体よりも、付属するLOA』の方にこそむしろ比重がかかる。そこに『バリ』まで付いていたらかなりの数、複製が作られていると判断するのが自然であるし、価格もそう見てよい。

 この92SFにしろ、クライマックスでクルーズが格闘するシーンで重要な役割を果たす銃である。
 たしかに『映画に使用した…』事はしたのかも知れない。だが、それは「本番」なのか、『武器コーディネータ』氏がスタッフに殺陣の振り付けに使用した個体なのか。

 このMI2という映画での活躍ぶりというと、DVDになった映像をみればかかる銃にはメタリック部品が付き、別の個体かもしれないが、さらに発射時にリコイル作動するわ、マガジンは抜き出せるわ…なのである。

 このオークションでの取り引きが終り、末端ではその「銃」にカネを出した者は、MI2の映像を前にしておそらくは息を呑んでしまうだろう。
 おそらくは重い口を開き『ムムム…良くできているなあ…これはこの銃なんだけど、CGでやっているんだ』などと、ムリヤリ自分自身や、見せびらかす仲間に強弁して、納得させるのである。

 そうした「説明責任」まで背負ってしまうことは間違いない(笑)。

 ボク自身が「一杯喰わされそうになった話」に飛ぶ…
 かつて『SPEED』という名作があった。

 もう10年にもなるが、「世界一の権威」をもつ某オークションの草分けが、

 『SPEEDの撮影で、キアヌリーブスが使用した拳銃』というフレ込みで、こうした全ゴム製のプロップガンを売りに出した、しかも映画会社のLOAに加え、キアヌが地下鉄車輌の天井に伏せてこの銃を手にしているシーンのポートレートという”証拠”付である。

 ボクは迷わずこれを落札した。
 @この会社が『そうだ』と云っている…なら世界が納得する。
 Aポートレートまで付属させる…その真正性への姿勢も評価できる。
 BSPEEDのアクション映画としての史的重さ…は世界の多くが認めるところだ。

 だから迷わなかったわけである。

 結論からいうと、それは「ニセモノ」だった。
 送られてきたポートレート写真でキアヌが握っているガンの部分は…ウムム見えない、暗い。特定するまでには至らない…(笑)。

 それから市販のビデオやDVDを閲覧し、検証に入った…するとキアヌが持つ銃にはメタル製部品の輝きが常にある。
 「可動するシーン」のプロップは、このガンのような「ゴムのデク人形」とはどうせ別物だろうから、メタル部品の有無に関わらず、排除して、「CG合成がされたらこの個体になるのか」どうかまで煮詰めて、見極めた。

 『日本版』『フランス語版』『英語オリジナル版』さらに、各航空会社『機内シアター版』まで、中古も入手でき、ひょっとしたら【このゴム製プロップ】が”出演”しているのではないかと、あらゆる可能性を想定してチェックした。

 結論は、【使用されていない】であった。
 最近ではこうしたガンを使って、実際の撮影やスタントシーンを撮る場合には、誤射事故を避けるために、かかるゴム製プロップを多様する。

 また米《TV用》の撮影では、しっかり需要ができてきた。
 撮影では「弾着」という「発射・着弾」を表現するために電子式(or手動式)の雷管を使い、撃つ者・撃たれた者両方で(火花や血ノリなどを)炸裂させる。
 ところがTV用ドラマでは制作費がしぼられ、弾着も経費的にかかるため【発射しているフリ】をしている者(脇役やその他大勢がこれにあたる)にかぎって、「ゴム製プロップ」を持たせ【着弾】だけにしぼりおよそ「弾着用経費の半分」を浮かせるのである。

 ところが、劇場用映画ともなるといくらCG合成を多用してもそこには限界がある。
 特にDVDが一般的になるにつれ、「完成映像」をしっかりと眺められてしまうので、こうしたケチケチは【本番】からは姿を消しているのが「今にち的風景」となっている。

 だから、「ゴム製プロップガン」となると【シーンの特定】まで書かれたLOAでなければ、将来こうしたホビー(いや、投資)が一般に拡がるに従い、こうした《映画の撮影で使われたプロップ》というだけの世間知らずぶりではやっては行かれないだろう。

 アメリカ自体、コレモンで通用させようという空気があるし、【細かい事はいいっこなし】といった甘えも鑑定側にしっかりある。
 しかし、ベレッタ92SFだのグロックだの、ポピュラーな銃のプロップだったらどこの映画にもどこのシーンでも使えるもの。それが『たった一つのカタ』さえあれば、ゴムもシリコンゴムさえ流し込めば一丁上がりで軟調でも作れるし、実銃もそこらヘンに転がっているわけだから『カタ』だって作り放題なのである。

 ともあれ、ボクはその世界的権威に対し『支払った金の全額払い戻し』を請求した、ここに一年以上かかった。そして、『どうした素材を検討したうえでの結論か、また「ホンモノ」なら教えてくれ』とも要請した。

 金額的にも軽自動車が買えてしまう「金額」でもあり、先方も東洋人の小生意気な叛乱に、崩す材料を探ししていたのだろうか、時間はしばしかかったが、しっかりと口止めされてから「払い戻し」を受けた。

 よく、『それならば』と清原の実使用バットを売りにかけたりしたならば、『清原本人のLOA』を出せ…という原理主義者(笑)が出てくるだろうし、実際に過去にいた(笑)。

 ただそういう人はそのままで、一生待っているのだろう、さよ〜なら〜。

 そうした『憧れの存在』の品物には価値はあっても、『憧れの存在』に「金儲けの手伝いをさせる」ヤボなど思いもよらない。

 仮に幾ばくかの利益のためなのであれば、どこにも迷いはない。
 もとよりハナからそんな利益は不要であり、また、そのような顧客もハナっから不要である。

 必ずや『憧れ』を壊すことなく満足の行くLOAを付属させることがボクの才覚である。


6月3日(木)  独占スクープ?長嶋さんの…  (^o^) まあまあ
 長嶋さんが退院された。
 ボクは脳梗塞の先輩なので(エラくねえよ)、症状は容易に想像できる。

 人間の身体の血液や体液の流れなんて、ホントにバイクのエンジンの潤滑系統みたいなもので、「2ストロークエンジンの混合油」に例えるとイメージしやすい。

 寒けりゃオイルが硬くなり、エンジン部にガソリンしか行かずキャブが詰まったり、オイルの粘度が硬すぎる…つまり、ドロドロ血液ともなると、同じように針の穴ほどの混合ガソリン噴射口から噴射されなくなってしまう。

 同じことが脳梗塞の原因で、脳に行く毛細血管がそうした血液の条件によってつまり、脳の機能が(一時的にせよ)ガス不足となりカラ回り…か、回転を止めてしまうことになって症状の軽重が決まる。

 ボクの場合は血液もドロドロだったのだろうが、寒い場所で頭を冷やして長時間、荷造り作業をしていたため、一瞬の間だが、血液が脳に行かず停止した間(マ)があったらしい。

 その瞬間の後はいつもと変わらず脳に向かう血液は再開したためその晩に、夕食を終え一杯の水割りを呑むまでというものは、どこにも痛みも何も異状はなかった。

 ただ、『あれ、もう酔ったのか。目がふらつくなぁ…』と、疲れと解釈して早寝をしただけだった。
 ボクはいくら酒を呑んでも『目が回る』なんて情けない酔い方はしないので、この時はちょっと新鮮に驚いたものである。

 そして数時間後、目がさめた夜明けのトイレ行きで異状に気が襲ってきたのである。
 後の医師の診断では、
 『前日の午後の作業中に頭や首を冷やしてしまった際の…』トラブルが尾を引いて、ここで火を点けたのだそうだ。怖いものである。

 寝床で目が開いたボクは、見上げ慣れたはずの「天井」が、ぐにゅんぐにゅんと時計回りに回っているのに仰天した。
 まるで安っぽい「ビックリハウス」のようであった。

 眼球は開いているだけで、その”回転”に対応すべく目が回らないよう、回転をスローにするように勝手にギョロギョロ運動をしているのに気がついた。

 片道10メートルほど、トイレの往き帰りで、そのただならぬ状況は充分に判った。
 これは大変だ、横になって事態を分析してみる。

 「目」ではない、…とすると平衡感覚か?いや、どうやらこれは「脳」を疑うべきだ、完全にこれは脳に、何か異状が襲っている。

 考えられる最悪のシナリオとは、動いた途端に血管が切れたりして、意識がなくなりいわゆる植物状態になることだった。それは充分に疑ってよい症状がすぐそこにまで来ているのだから、では次善の策はどうしたらよいかというと、「身動きをせず、できるだけそっとした状態で」今のうちに家人に「言い残す事」を伝える事である。

 で、お金についての支払い相手先を順序だてた。Aにいくら、Bにいくら、XX銀行の口座からこうして支払って…という、商売上の迷惑だけはかけたくないから、外に支払う義務だけは最優先にしたわけだった。

 で、家族へのメッセージも順を追って考えたところで、ドンドンと壁を叩いた。
 『オーイ、来てくれ』と隣室の家族に声を初めて出して呼ぶ事にした。
 声を出す事も慎重にしないとショック症状を呼びかねないから、グルグル回る世界の中であくまで冷静にパニックにならないよう考えた上で、決意をこめた行動だった。

 妻が枕もとでメモを取り、救急車を呼ぶ。
 いつの間にか、兄弟一家も寝床の回りに駆けつけてくれて、一応これでどういった診断であれ本懐を果たした…感があった。

 『え〜、これで終りかよ〜〜』と、丸っきり初めての脳の異常には真っ暗闇に足を踏み入れさせられる不安感がある。
 これは一度でも経験されると理解してもらえることだろうが、先にお耳に入れておいた方が不安感が激減するだろうから差し出がましいが、ここに書いておく。
 これでいつでもあなたは脳梗塞なんて怖くなくなる事ウケアイさ(笑)。

 これから何が起こるか分からないが、はっきり云えることは心臓だの消化器だのの異状は頭を使えるだけ諦めようがある。
 だけど、脳の機能が停止してしまったら何にもならない、何にもできない。
 
 こんな不安を前に、幾度も絶望が襲ってきてメソメソっぽく涙さえ流れる。

 ボクにとってのカメラの師匠格、十文字美信さんは六本木の事務所で突然心臓に痛みを感じ、その場に倒れられた。
 なんと、心臓が停止したのである、停止すると激痛が走るらしい。

 超現実主義者の十文字さんは、その”臨死体験”を克明に印象に残してくれていた。

 『え〜、コレで終りかよ〜、ウッソだろう…』と、視界が真っ暗になるなか、その文字が脳裏をよぎるほど、『ウソだろう…』という問いかけ(?)が”末期”の印象だったそうだ。

 これはホントにリアルだと思う。
 実はこの話、ボクのこの事件に遡ること20年程前に伺っていたことが現実になったようで、市を覚悟すると、この『ウッソだろう…』が、ホントにボクにも『これで終り?』と、強烈に自分自身への問いかけとしてすべて…となったものだから、これにはあらためて納得させられたものだ(笑)。

 救急車に搬送され、近隣の大学病院へ。
 車内は本当に「くさい」。いわゆる新車特有の臭さである。子供が揺れで酔うのではなく、大体が匂いで気分が悪くなる…ということを自動車メーカーは「まったく考慮に入れず」、1世紀もただ飯を喰ったまま、子供の嗅覚を無視したままである。

 そうしたおびえを持った親たちが車選びの際に、充分なアピール力を持つ”新機能”がこのクルマ臭さの追放だろう。
 グラブやバットが、硬式球だけにしか力学的に適合しない「カタチ」なのを、21世紀になっても気付かずにアグラかいたまま、『軟球対策』を考えないで無駄メシを食む、大手運動具メーカーと遜色はない…あ・その無神経ぶりに…ってことだね。

 ともかく、救急車の新車もいいのだけれど、こちとらタダでさえ目が回って気持ちが悪い(笑)。
 あ〜〜ゲロが吐きたい。この匂いの中で横になって寝かされ搬送されるのは相当に気持ちが悪いものだ。
 そこへ、新車の匂いである、あ〜〜「トラベルミン」飲んでくりゃ良かった(笑)。

 さあ、大病院の明け方。朝一番の”大物”だ。
 どうせ一日を始めるならば、骨折あたりでなく、こうした「脳をやっちゃった位」のハリアイがある急患(笑)の方が、どうせ一日を始めるならイイってもんである。
 ウチの店も『朝一番の客』は湿っぽいのはイヤである(笑)。

 そうしたら、診断なんてチャッちいもので、イスに座らせ(お〜い寝かせよ)られた。
 医者が目の中を覗き込む…それにしても、勝手に目がぐるぐる回るという事は、「間断なく”車酔い”みたい」に、吐き気がびったしマーク…というわけだ。

 常に周囲を見渡し、どこに吐いたら良いか考えて、立ち居振る舞いをこの急患は考える。
 どうせ吐くなら、気持ち良くありたい、気持ちは悪いんだけど(笑)。
 パッと吐いて、パッと終わるのが迷惑をかけない、気持ちの良い気持ち悪くなる襟の正し方ではないか(ちげえよ)。

 これを本当の『ゲロッパ』というものなのだ、そう思うと、心はしみじみとなった。

 ともあれ、医師は人の目を覗き込み、『ハイこれを目で追ってくださ〜い』と、ペンライトで目の前を右行ったり左行ったりさせて、それを両目で見ろといい、眼球を観察していた。

 もう簡単に結論である。冒頭のように、
 『軽い脳梗塞で、もう心配はないですよ。”血が一瞬停まった”そのショック症状なんですよ。脳は一瞬でも血が通わないとこうして、ショック症状が後を引くんです。』
 
 長嶋さんはボクよりも、もう少し長く血が通わなかっただけである。
 それで右手にマヒが及んでしまったようだ。

 平衡感覚にも小さな障害が訪れたようである。
 ちょうど、『チャップリン』さんというステッキのオーダーやさんに知己を得たばかりだった。

 長嶋さんはアテネに向け(未だ諦めていない)、歩行訓練などで復帰を目指す。
 『中畑監督』はあくまで暫定内閣。仮の姿でしかない。

 ボクは長嶋さんという方がとても、『年寄り臭く見られるのを人一倍嫌う性格』と聴いている。
 だけど今は杖が必要なのだが、それでも杖に頼らなければならないご自身が哀しくてならない…と、悲嘆モードに入るのは忍びない。

 だからボクにできることはないか、と考えた。
 あった、『チャップリン』さんに頼んで『元気の出るステッキ』を長嶋さんに使ってもらう事である。
 老人介護にしろ、日本は暗くっていけない。
 長嶋さんに元気になってもらう、明るさを取り戻してもらうにはこれっきゃないだろう。

 そこで考えてもらったのが、『現役時代』を思い出す…ステッキである。
 今はすでにご家族によってピックアップのうえ、ご本人がご使用中のはずだ。

 だが思いはひとつ。
 アテネなんかどうだっていい。無理は禁物だ。

 どうせまたこの4年後にまた”次”がくる。あんな金のメダルなんて、日本人が元気になったってどうせ一過性のものにすぎない。

 だったら、氏の「明るい健康な姿」を見せてもらう方が、はるかに日本人全体の「元気の素」になるだろう。

 今度は、背番号『3』入りで『YG』マークを塗りこんでもらい、オレンジ+ブラックのステッキを作って差し上げたいものだ。 


6月2日(水) / こうした「”オレオレ”」の笑い種  (^o^) まあまあ
 冗談ではないのである。というか冗談じゃねえよ。

 一通のハガキを次男が玄関から、ボクの手許に届けてくれた(写真=下)。
 なになに「督促状」?の体裁こそ取っているけれどもいかにも稚拙、まずヘンだなあ…と思ったのはこうした文書(?)にもかかわらず、オール印刷、しかも三文判すら見当たらないことだった。

 『平素は、有料情報サイト、アダルトグッツを御利用いただき、有り難うございます。
 さて、貴方様が過去に御利用頂いております本サービスの料金が未だ未納となっており、支払いの遅れに対し、延滞金が発生している状態です。
 本日、当社が親会社からの委託を受け、債権回収の依頼を受理しましたので、ご連絡いたします。

 万が一、到着後一週間以内に御連絡の上、御支払いに応じて頂けないお客様に関しては、遺憾ながら個人情報の流出、訴訟、財産差し押さえ、その他法的手続きを取らせて頂きますので、送球にお支払い、ご連絡をお願いします。』

 そしてもっともらしいweb関連を思わせるような会社名に、受付時間に定休日。
 料金担当と、
 お問い合わせ担当と、
 それぞれ直通電話が印刷されて、あなたの和解申し入れに備えてお待ちしている…らしい。

 それにしても文章がボク並みにヘタなのにはあきれ返った(笑)。

 一読して腹が立った。
 二読して猛烈に腹が立った。息子に読まれてしまうようなハガキとは何事だ!失礼にもホドがあるではないか、せめて封書だったらバレずに請求金額を振り込めたと思うと残念でならない。

 三読して『コレは俺のものじゃない』と気付き、大笑いした。安心したら余計に笑えた。
 四読して『こんなものに引っかかってあわてて振込みなどするバカがいるのか?』と思うほどにノー天気なC級手口にはお笑いを通り越して気の毒にさえ思えた(笑)。

 要旨は
 「お前はネット上の有料情報とかHサイトを眺めているクセに利用料を滞納して延滞金まででるほどだ。それを親会社から頼まれてウチが未払い分を回収する。ツベコベぬかすようだとお前についてのネタをばらすぞ、訴えも出すぞ、さっさと連絡のうえ支払っちまえよ。」ということだ。

 あははは…。
 立ち上がりからお笑いのつまづきぶりである。
 『平素は、…サイト、アダルトグッツを御利用いただき…』だって、あははは。

 アレは「グッツを利用する」という用法をもちいるのか、それにGoods=グッズじゃなくってグッツ(ではGutz…か)という感覚がオモシロい。
 この一点だけでも主犯(?)は横文字とは相当に無縁、会話でもこうした外来語とは接していない人間であることがうかがえる。

 相当な年寄りとか、日本ではないアジア人ではなかろうか。
 それと犯人はこうした「督促状」を作る側…ではなく、もっぱら『受け取る側』にある人物である…ことが、文面中から推測できる。

 というのも、『平素』『金が…発生し』『受理』『法的手続きを取る…』など、「内容証明」などの法的請求文書には欠かせない(?)ギョーカイ用語が目立ち、いずれもキモの部分に配置され、このトンデモ督促を、「イカニモ臭」かぐわしきお便りへとグレードアップしている(笑)ことである。

 しかし、肝心なのはその”法律用語(笑)”がいかめしいワリに、本題へとその用語が機能していないことが目立っている文章だ。
 つまり、こうした「背伸び」を露呈してしまったのは、(そうした文書を)書く側としての経験不足…であるその人間像を逆にクッキリとさせてしまっているのに、なぜかもっともらしい…矛盾とはナニ?という理屈だ。

 そうなってくると(そうした文書を)「受け取る側としてこれらの文字に造詣が深くなってしまい、いざその『文を作る側』に回った時に、ただ並べるだけに終始し、馬脚が現われてしまう…というプロファイリングが成立する。

 しかし、バカなもんである(笑)。
 そもそもそうしたアダルトサイト、いやアダルトグッツ(笑)などは
 *いざ拝観するとなると、インターネットなどは『観るだけ観てサヨナラ』となってしまう”客”相手なのだから、どちらさんも、入り口でクレジットカードで決済したり、(よっぽど変わったテアイは「振り込む」、道を選ぶのだろうが)して必要な期間分だけ、『必ず先払い』が原則である。
 ほぼここに例外はないだろう。

 それなのに、『払ってないから払え』というのはネット常識上ちゃんちゃらおかしい。

 *一般的にソフトウェア(やNet)の性格上、特定の顧客の「期間切れ」を指摘できはしても、顧客の「閲覧歴」をピックアップして特定する事など無理な相談だ、仮にできるとしたらよっぽど(なにかワナのような)「仕掛けの開発に比重をかけた」ヘンテコなシステムでもなければ無理な相談のはずだ。

 それを『あんた、OO日までしか払っていないのにそのまま使っているのは何ごとだ』なんてことはネット社会から云ったら、そんなシステムは崩壊している(ために当てずっぽうで主張している)のであって、もう誰にも、誰からもカネなど回収不能となったジブンを露呈するに等しい。

 こんな事情が少しでも判っていたら、こうした文面などハナから作らないだろうから、犯人さんはネットになどには門外漢なのだろう。
 それなのに『当社に委託をしてくる親会社』なんて、実際にあったとしたらボクはファンになりたい(笑)。ネットにバンバンアクセスしてえよ兄貴ィ〜(笑)。

 ものすごくお人よしなんだろうなあ、不世出のおっとり企業。息子二人の就職をお願いしたいほどである(笑)。

 それにしても平和である。
 こんなバカな手口で引っかかる奴のカオが見たい。

 だいたいヒトの債権回収を任されようという企業が(笑)、肝心の相談窓口電話番号が二つとも携帯電話とは笑わせよんなァ…。

 かつて競馬や競輪の公営ギャンブルを廃止しろ…と声高に叫ぶテアイが居た。
 『身を持ち崩す者がいるから廃止しろ』といったいかにも聴こえの優しい声におもねって、税金を棄てて東京とも廃止に取り組んだ事があった。

 そんな競馬があるから、民衆はバカなのでそこにおぼれて死ぬものも居るだろう…という人間不信が根底にある、そんな選民のような連中の視野の狭い考えだ。

 こんな下らない”日常的詐欺”にしろ、引っかかる者は少なからず居るらしい(笑)。
 そうした人間からは金輪際、酒も与えたら呑みすぎて死ぬだろうし、タバコも喫い過ぎて肺に穴が空き死ぬだけだ、ミニスカートがあるから植草教授が無実の罪に沈むのである(笑)、世の中にバレーボールなんかがあるから日本男子が笑われるのである、いっそボールなど無くさねば気の毒な人が増える一方なのだ……あれれ、論理が成立しちゃってるのはなんなんだ(笑)。

 しっかし、こんな「督促状」とはいえ、赤い字で書いてある『遺憾ながら個人情報の”流出”、』って文法的にはお笑いだけど、気の弱いおっさんやマジメなお子さんなどには「ギクゥッ」と効くパンチなんだろうなあ…、ホントこれさえ書いてあればもっと払う人々が増えたと思うのに、遺憾ながら残念な結果に終わったねぇ(笑)。
 
 だいたいやねえ、”アダルトグッツ”でそんな多額な金額にまで、誰が積み上げられるのか不思議でならない。 


6月1日(火)  こんなにオモロイHPがあったよ    (^o^) まあまあ
 http://courtdomino2.courts.go.jp/K_home.nsf/CoverView/HP_C_Tokyo?OpenDocument

 だまって上記のアドレスをクリックしてみたらいい。
 これは何のことはない【東京地方裁判所(+簡裁)】のHPなのだ。

 ある週刊誌の記事をめぐる民事訴訟を傍聴に行きたいと、探すうちにめぐり会ったものだがこれが面白い。かつては良く東京地裁などへ記事のネタ拾いに出かけて行ったものだった。

 それがいかに面白い内容(失礼!)でも、眠ってしまい廷吏から邪険に起こされる事が多かったのだが、こうして【主要判決速報!】なんて欄をクリックしたら、原告&被告双方の主張から、争点が整理され、裁判所が言い渡した「判決内容」までがしっかりとキー打ちされて閲覧できるって寸法だ。

 こうして長い判決文を読ませてもらうと、新聞やTVニュースというものがいかに一部しか報じられていないか良く判る。
 少しでも法律を学んだ方なら本当に「読みごたえがある」格好の読み物であることウケアイなのだ。

 「判決例」を見ていて本当にビックリしたのだが、医療機関が患者らに訴えられその医療ミスを指摘されて、結局は【医師側が負けて】賠償金を支払う…といった訴訟の結末(=判決)がこんなにも多いのか…という現実にはそもそも日本に住んでいてこんなに、患者側が強くなったのか、またこんなに係争事件が多かったのかと驚かされる事だろう。

 さすがにこうした民事がらみのものなどは、特にイニシャルでプライバシー保護のためにボカされているのだが、充分にどこの医療機関がヤリ玉に上がってどんなミスをしたのかなどははっきり解る。

 あの『ザ・ジャッジ』などを眺めているうちに、我が子らはボクのアヤしい解説にも誘われてか、すっかり法律の面白さに関心を抱くようになったので、最近では元祖の方の『行列法律事務所』の方のいかにも苦しい設問の危うさ、などにも嘲笑する冷静な目を持つようになり、
 『結局はこの番組、「紳助さんのお笑い法律事務所」なんだよね』と、エラい!座布団一枚呈上したりしているほど。
 『この弁護士ってホントに、根拠に具体性や客観性がないよね』と、ナイスな突っ込み入れる昨今だ(笑)。

 そうしたニワカ法律マニアたちに、このHPは絶対お薦めのブックマーク、カッチンでしょう。
 なにしろこれさえあれば、
 『あしたヒマだなあ、カネもないしなんか面白いヒマつぶしあったらなあ…』なんてテアイには
 【傍聴券のいる公判】をクリックすればズラリと、明日以降の刑事民事両方の公判スケジュールがビッシリ、で嬉しくってしょうがない。

 その争点となっている罪(?)名でも、上記の医療裁判が争われている「損害賠償」。が当然幾つもあるし、名誉毀損とか詐欺とか(クリックしたらOOファイナンスとかじゃなくて、OO代議士秘書だったりした 笑)、準強姦も幾つか並んでいて、その中でもフツーの傍聴券配布が”先着順”なのに、準強姦事件なのに「パソコン抽選」と倍率が高くなるのを地裁側が予想しているものがある。

 察しの良い御仁には、その法廷は『ああ、スーパーフリーの主犯・和田の求刑公判』なのか…と読む事ができるはずだ。

 先の判決例で特にオモシロかったのは、覚せい剤、向精神薬乱用など取締り…ウンヌンで、これは渋谷の路上で「客」を装った警視庁のおとり捜査員相手に、中東系のドラッグプッシャー連中がいかに見張りを立てて、いかに取り引きをして、言い逃れを弄して逮捕されて行ったか…、かなりのドキュメントとしてほんとに綴られた文字が迫力をもって目に飛び込んでくるので特におすすめ。

 厚労省は麻薬取締官事務所のGメンの皆さんも、私服用としては世界最強の防弾・防刃ベストをボクが設計して納入してある、間違っても歯向かわない方が利巧というもの。

 トカレフもアイスピックも無力である。
 これも、バカな被疑者とはいえ【殺人犯】にさせるのをボクは止めさせたいし、安い給料でけして自分個人のためでもないのに「生命を張って」くれる彼らや捜査員こそ生命を守るべきという社会的要請ではないか…との信念に従ったもの。

 こうしたコメント出す行動さえ、『前野=スポーツもの鑑定士』との”キャラ縛り”したい側は不快と受け取めるらしい。 なんともケツの穴の小さい事か(嘲笑)。

 ところで例の週刊文春『眞紀子長女』プライバシー侵害事件にしろ、東京地裁の内側では「書いた側と書かれた側」が争っているケースというと枚挙にいとまがない。

 中にはお互いがナアナアな名誉毀損事件だったり、世間へのポーズとして一応「挙げたコブシ」を振り下ろす”場所”よりも、挙げたことに意義があるだけの、じつは当事者同士痛い腹探られたくない「ポーズで終わらせたい裁判劇」(笑)までさまざまだ。

 週刊誌はかなり、根拠薄弱でとりあえず出してしまえ…と営業第一で『文春事件』以前は書く事が多くなっていたが、実際はホトボリが冷めると「闇の中」で弁護士同士による「和解」という、世間に見えない状態での『大人の決着』が一般的ともいえるけれど、それでホントに済むのかなあ…と、疑念に思えるものも多いので、ちょっとボクは出かけて見届けてみたいのだ、今度は寝ないでネ(笑)。 


 *カットは『寝るのはネコのお仕事』と喝破した、高田三和さんの『ねこロジカル』(講談社刊)のMyベストだ! えらいぞ!高田先生新刊出してくれ!、この「ソフト」の性格上、漫画は1カットしかノーハンドでは表示されませんが欄外下の「nekoman2.jpg」をクリックすればこれで「4コママンガ」の完成だ!






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